効果のある学校―学力不平等を乗り越える教育

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759220315
  • NDC分類 371.56
  • Cコード C0037

目次

序章 教育デフレーション
第1章 トリプル・エクスプロイテーション:今日における階層性と教育不平等
第2章 エフェクティブ・スクール論
第3章 アメリカの教育とエフェクティヴ・スクール
第4章 「効果のある学校」をめざして
終章 ポスト成長期の学校教育システムと教育平等

著者等紹介

鍋島祥郎[ナベシマヨシロウ]
大阪市立大学人権問題研究センター助教授、1963年生まれ。大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程中退。大阪大学人間科学部助手を経て、1994年から現職。2003年より大阪市立大学大学院創造都市研究科助教授も兼任する
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わらび

0
卒論本。1966年に出された有名なコールマンレポートでは、学校は学力の形成にほとんど影響を与えることができず、家庭環境など学校外の要素が学力形成に与える影響が大きいという結論を出した。それに対して、エドモンズはコールマンの調査項目とは違う観点から調査を進め、効果のある学校を見つけようとした。たくさん効果のある学校について書かれた本を読んできたが、その中でもっとも効果のある特徴は、教師間で育てたい子ども像が明確で確実に共有されていることではないかと思う。優秀な教師が何人もいても足並みが揃わなければ、、、2016/11/15

Ajiro Ryosuke

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この本の大きな問いはこれです!! 「学校は社会経済的背景を埋めることができるのか?」 って言われると嫌じゃなですか? 1960年にアメリカで発表されましたコールマン・レポート。学校無力論が一般的になりました。 しかし、ロナルド・エドモンズはエフェクティブスクール(効果のある学校)を発見しました。 日本でも効果のある学校を作ることが出来ないか? 日本における効果のある学校の取組について書かれたのがこの本です。どんな学校が効果のある学校になるのか? どんな要素が必要なのか?2019/05/30

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