目次
部落差別の現状(「特別措置法」後の部落差別の実態は、どうなっているか;「部落地名総鑑差別事件」は終わっていない―発覚四〇年にあたり、成果と課題を考える)
部落解放の思想と運動(水平社宣言の現代的意義について;「同対審答申」五〇年と部落差別の撤廃;差別なき世界の構築をめざした部落解放運動の役割―反差別国際運動創立二五周年をふまえて)
人権確立にむけた法整備の課題(いま、あらためて人権条例制定の意義と課題を考える;人種差別撤廃条約と部落問題―日本政府見解の問題点と今後の方向)
部落解放にむけた取り組みの広がり(「同和教育」の成果と課題、今後の方向を考える;二一世紀と人権―宗教者への期待;部落差別撤廃・人権確立と企業―九〇年代の歴史から考える;食肉業・食肉労働に対する偏見と差別の撤廃をめざして)
現在の部落差別をどうとらえるか(現在の部落差別をどうとらえ、部落解放をどう考えるか)
著者等紹介
友永健三[トモナガケンゾウ]
1944年、大阪市生まれ。(社)部落解放・人権研究所理事・所長、世界人権宣言大阪連絡会議事務局長、反差別国際運動(IMADR)事務局次長などを歴任。現在は、(一社)部落解放・人権研究所名誉理事、反差別国際運動(IMADR)顧問、公益財団法人住吉隣保事業推進協会理事長、関西学院大学非常勤講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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