目次
それぞれの自己紹介
みんな何らかの当事者だから、同和教育は大事
部落問題の当事者って誰のこと?
どんな話してる?身近な人との部落の話
「マイクロアグレッション」「新しいレイシズム」
まだまだ言い足りないけど、最後に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさちゃん
8
第35回人権啓発研究集会分科会「これからの部落問題解決を担う女性からの発信」で語られた5人の女性の、生い立ちや現在の活動、部落差別体験や部落問題への向き合い方についてまとめたもの。対談をまとめているだけあり、読みやすくサッと読めた。が、ここで語られていることは深く、考えながら再読を重ねていこうと思う。日々の小さい攻撃であるマイクロアグレッションにドキッとしたり、現代的レイシズムの整理にはなるほどと思ったり、マイノリティではなくマジョリティにこそ学びが必要だと確かに思ったり…薄いけどパンチのある本でした。2022/09/06
ぞだぐぁ
2
人権啓発研究集会の分科会で語られた内容を元にした本。非差別部落とされていた土地出身の女性達が対談形式で語っている形式になっている。 親の代で転居してきた人とかハーフの人も居て、前者だと「先祖からそこに住んでいるか」と言うようなどこまでが対象になるかと言う問題、後者だとむしろ外国人差別の問題も入って来る感じで部落問題・同和問題と一律にはできないことが分かる。 Yahoo知恵袋で自分が住む土地に対して「女、子供は一人では歩けない」等のデマが書かれていてショックだったとかの話はネット上での誹謗中傷の話は聞(続く2022/12/22
やん
1
図書館の新着コーナーで見かけて。職場の人権研修で部落差別がテーマのVTRを見た時、「これって昔のことでしょ」という人がいて驚いたことがある。同和問題に限らず、差別される側でない人には見えないものがあるのだと思う。2024/09/12