目次
部落‐部落外の社会関係の分析に向けて―エスニック関係論を手がかりに
第1部 「部落民」としてのアイデンティティ形成(「部落民」規定における他者規定の陥穽―「部落民」としてのアイデンティティの無理解;部落マイノリティの集団的アイデンティティの浸透と変容―部落住民を対象とした意識調査から;期待される「部落民」像―アイデンティティの獲得と継承 ほか)
第2部 「部落民」アイデンティティの現状把握(部落出身青年のアイデンティティ評価;部落出身青年のアイデンティティと社会関係;部落の若者の部落問題意識と部落出身者としてのアイデンティティ ほか)
第3部 部落‐部落外の社会関係(結婚と部落差別;近年の部落問題意識の現状;部落マイノリティに対する忌避・差別解消のために)
“共生”関係の形成に向けて
著者等紹介
内田龍史[ウチダリュウシ]
1976年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻社会学専修修了。博士(文学)。尚絅学院大学総合人間科学部現代社会学科教授を経て、関西大学社会学部社会学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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