内容説明
本書の内容は、一九九五年~一九九七年にかけておこなわれた、部落解放・人権研究所主催の生活史聞き取り調査にもとづいている。
目次
第1章 多様化している若者のアイデンティティ(アイデンティティの四つのタイプ;八人の若者の事例から ほか)
第2章 被差別の内的世界から(アイデンティティと対人関係;対人不安と自己開示 ほか)
第3章 アイデンティティの形成過程を通して(家庭・親の影響;地域ぐるみの同和教育の影響 ほか)
第4章 教育の役割とこれからの展望(これまでの同和教育の成果;これまでの同和教育の課題 ほか)
著者等紹介
松下一世[マツシタカズヨ]
1956年生まれ。大阪教育大学卒業後、小学校教諭。1997年に大阪教育大学大学院修士課程(教育学)修了。現在、大阪府松原市立天美南小学校勤務
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