内容説明
ジブリ映画のモデルにもなった美しい景色が広がる城塞都市の数々!一度は行ってみたい驚きの絶景!高い壁に囲まれた『進撃の巨人』のような世界!
目次
城壁に囲まれた城塞都市(カルカソンヌ―現存するヨーロッパ最大の城塞;アビラ―高さ12メートルの城壁がそびえる都市;ネルトリンゲン―中世の面影を色濃く残す円形都市 ほか)
海、崖、丘を利用した城塞都市(ヴァレッタ―大国の侵略を防いだ最終防衛拠点;モン・サン=ミシェル―神秘的な景観が多くの人を魅了する;ハジャラ―岩肌に張り付いたような空中都市 ほか)
世界の要塞(ボニファシオ―景観が素晴らしい崖の上の要塞;コルフ―美しい海の中にある古い街と要塞;パルマノヴァ―ルネッサンス期に建築された星形要塞 ほか)
著者等紹介
千田嘉博[センダヨシヒロ]
奈良大学文学部文化財学科卒業。名古屋市見晴台考古資料館学芸員、国立歴史民俗博物館助教授などを経て、奈良大学学長。文学部博士。専攻は城郭考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
50
資料の本になるかと思って読んだけれど、結局観光ガイドになっちゃった。広い意味で考えると江戸も城塞都市のひとつだったのかな、とか現在も山の手線の内側って城塞都市だなあとか色々ブラタモリ的に考えながら読みました。何故かスペインの城塞都市にとてつもなく心惹かれる……。赤茶けた煉瓦!白い壁!そして青い空!外国だなあという感じです。あと、直線の距離は遠くないのに飛行機を乗り継いでいくととんでもなく時間がかかる所とか距離は遠いけれど空港から船に乗ったらすぐの所とか色々あってそれを想像しているだけでも旅行している気分。2016/08/10
Nat
41
図書館本。世界の様々な城塞都市を紹介。アクセスを見ると、あまりにも遠いとため息がでるが、とりあえず眺めて旅気分を味わう。マドリードから足を伸ばしてアビラ、そして前から行きたかったトレド。そしていつかは行きたいマルタのヴァレッタ。2023/01/20
しゅてふぁん
21
城塞都市は中に入ってしまうと普通の町と変わらないので、空撮写真が必要ですね(笑)どの都市も絵になるなー。函館の五稜郭もそうだけど、星形の要塞は芸術作品みたい。行ってみたいことろがたくさんできました。それにしても、右ページの解説文の下の巨人の絵が気になって…カラーページをはさむのであまりうまくいかないけど、パラパラ漫画にも見える(笑)2016/01/15
ようはん
18
思っていた程、海外の城塞に関しては知らなかった。景観の美しさを楽しむのも良いけど日本の城郭と比較しての違い、何か防衛の工夫があるのかは今後その手の本も読んでいきたい。2024/01/17
組織液
18
城塞都市について簡単に紹介している本です。千田先生が監修しているとのことで手に取っちゃいました() カルカソンヌやトレド、モン・サン=ミシェルなどのヨーロッパの有名どころだけでなく、アジア圏にも触れられていたのは嬉しいですね。ドゥブロヴニクとかいつか行きたいなぁ…2021/04/21