内容説明
国内外で活躍する言語学者が、小学校長として、ことばや科学、人間の素晴らしさなどを、易しく熱く語りかける講話・エッセイ集。教科書を中心とした「正面からの教育」とは違う「斜めからの教育」を提唱し、その実践例を示す。教員、小中高生の父母、中高大学生、ことばに関心ある一般読者向けに、小学生対象の講話に加筆・補足し、併せて小学校英語や言語脳科学などの話題も平明に語る。
目次
1部 斜めからの教育(これからの子どもに伝えたい勉強・学問の方法;オオカミに育てられた少女;チンパンジーとコミュニケーション;なぜ閏月は2月に?;英語は鏡に映った日本語 ほか)
2部 ことばの背景(英語は早ければ早いほど効果的か;ことばで脳や心を探る;新しい知のパイオニア チョムスキー)
著者等紹介
中島平三[ナカジマヘイゾウ]
1946年東京生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了(文学修士)、米国アリゾナ大学大学院言語学科博士課程修了(Ph.D.)。現在学習院大学教授、東京都立大学名誉教授。千葉大学助教授、東京都立大学教授、都立大学附属高等学校長、学習院初等科長、MITおよびハーヴァード大学客員研究員などを経て現職に至る。日本英語学会会長、日本英文学会評議員、一般財団法人語学教育研究所理事、アメリカ言語学会名誉会員委員会委員などを経歴(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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