出版社内容情報
本書は構造主義的パースペクティブに基づいた初めての認知文法論及び認知言語類型論の入門書である。お題を解きながら、読者は英語と日本語の正体を見出すと共に、イノベイティブ思考の本質を身に付けていくことになる。社会的イノベーションを志すすべての高校生・大学生・大学院生・社会人に、また、英語及び日本語の世界観を教えたいと願うすべての語学教員に本書は捧げられている。
内容説明
本書は構造主義的パースペクティブに基づいた初めての認知文法論及び認知言語類型論の入門書である。お題を解きながら、読者は英語と日本語の正体を見出すと共に、イノベイティブ思考の本質を身に付けていくことになる。社会的イノベーションを志すすべての高校生・大学生・大学院生・社会人に、また、英語及び日本語の世界観を教えたいと願うすべての語学教員に本書は捧げられている。
目次
第1章 英語の‘Adjective’と日本語の「形容詞」は同じものなのか?(「形容詞」の定義と事例;日本語「形容詞」の分類 ほか)
第2章 英語の‘Tense’と日本語の「時制」は同じものなのか?(英語の時間概念:前置詞と事象の時間幅;英語の時間概念:過去時制 ほか)
第3章 英語の‘Voice’と日本語の「態」は同じものなのか?(英語の‘Voice(態)’の創発動機
日本語の「態」の正体 ほか)
第4章 「主体化」論理って日本語固有のものですか?―英語の中「日本語」(英語における「中間構文(Middle Construction)」の存在
「中間構文(Middle Construction)」の特徴 ほか)
著者等紹介
中野研一郎[ナカノケンイチロウ]
1959年京都府生まれ。1983年金沢大学法文学部英文学科卒。2012年京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻言語科学講座博士後期課程単位取得満期退学。博士。現在、関西外国語大学短期大学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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