出版社内容情報
近年、動詞の語彙意味論で頻出する、様態動詞と結果動詞、あるいは様態・結果の相補性という言葉を、具体例を挙げつつ平易に解説する近年、動詞の語彙意味論で様態動詞と結果動詞、あるいは様態・結果の相補性という言葉がよく出てきます。この本では、これらの概念を提唱したBeth LevinとMalka Rappaport Hovavによる、事象スキーマに基づく意味表示を用いた理論を、筆者自身の考えによる修正も加えつつ、予備知識のない読者にもできる限り理解しやすいように、さまざまな具体例を挙げながら平易に解説しています。
出水 孝典[デミズ タカノリ]
著・文・その他
内容説明
近年、動詞の語彙意味論で様態動詞と結果動詞、あるいは様態・結果の相補性という言葉がよく出てきます。この本では、これらの概念を提唱したBeth LevinとMalka Rappaport Hovavによる、事象スキーマに基づく意味表示を用いた理論を、筆者自身の考えによる修正も加えつつ、予備知識のない読者にもできる限り理解しやすいように、さまざまな具体例を挙げながら平易に解説。
目次
第1章 様態と結果って何?
第2章 動詞の意味を割り算する!
第3章 参与者は動詞が描く場面の登場人物だ!
第4章 事象スキーマへ語根を入れる!
第5章 状態動詞も見ていこう!
第6章 事象スキーマと語根ってどれだけあるの?
第7章 移動様態動詞+前置詞句はどうなるの?
第8章 状態変化動詞の自動詞形はどうするの?
第9章 非派生的な事象スキーマへの組み込み≒構文文法だ!
著者等紹介
出水孝典[デミズタカノリ]
1973年大阪府生まれ。立命館大学で英語学・言語学を学ぶ。立命館大学博士課程(文学研究科、英米文学)を2000年に単位取得満期退学。2014年3月文学博士(立命館大学)。立命館大学言語教育センター外国語嘱託講師、神戸学院大学人文学部人文学科准教授を経て、2017年より神戸学院大学人文学部人文学科教授。専門は語彙意味論で、様態・結果の相補性が言語にどう反映されるのかを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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