出版社内容情報
本書では、豊富なデータを用い、生成文法研究が明らかにしてきた言語の性質を平易に解説している。生成文法が採用する概念が、言語を理解する上でなぜ必要なのかを説得的に説明し、その概念が分析の中でどのように活用できるのかといった実践的情報も盛り込んでいる。理論の変化に左右されない必須の知識や高い注目を集める現象に焦点を当て、初学者から研究を行っている大学院生等まで長く使用できる内容になっている。
内容説明
本書では、豊富なデータを用い、生成文法研究が明らかにしてきた言語の性質を平易に解説している。生成文法が採用する概念が、言語を理解する上でなぜ必要なのかを説得的に説明し、その概念が分析の中でどのように活用できるのかといった実践的情報も盛り込んでいる。理論の変化に左右されない必須の知識や高い注目を集める現象に焦点を当て、初学者から研究を行っている大学院生等まで長く使用できる内容になっている。
目次
第1章 人間言語の本質的性質
第2章 統語構造
第3章 構造関係
第4章 〓移動
第5章 非定形時制節
第6章 削除
著者等紹介
〓橋将一[タカハシショウイチ]
2006年、マサチューセッツ工科大学言語学・哲学科にてPh.D.を取得。日本学術振興会特別研究員、日本大学工学部、一橋大学大学院経済学研究科を経て、2015年4月から青山学院大学文学部英米文学科准教授、2020年4月から同教授となり、現在に至る。専門は理論言語学、特に統語と意味のインターフェイスを中心に研究。東京言語研究所の運営委員であり、同研究所の理論言語学講座を定期的に担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。