内容説明
ことばの形式と意味と使用場面との関係について、英語学・言語学の新知見を踏まえた考察を行いながら、学習者の自律的学習を導く英語の語彙・文法指導の基盤となる教材研究を例示するとともに、教室での指導に直結した多くの有益な助言を行っている。日英語の構造の違いを踏まえつつ、場面に即した英語表現と日本語表現の対応関係にも焦点を当てている。英語を楽しく学び、楽しく教えてほしい、と筆者は教師にエールを送る。
目次
序論
第1章 「もの」と「こと」と「ことば」の関係
第2章 ことばとは何か
第3章 文法について―言語学・英語学の新知見の活用
第4章 構文と意味―統語論・意味論・語用論の相互関係
第5章 語彙・文法指導
第6章 おわりに
著者等紹介
登田龍彦[トダタツヒコ]
1952年鳥取県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(英語学専攻)修了。熊本大学名誉教授。2001‐2002年ハーヴァード大学言語学科客員研究員。元教育学部・教育学研究科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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