内容説明
本書は、中国の中に、日本語のような言語を話す民族がかなりおり、その言語を観察しながら、日本語・日本人が通って来たかもしれない道を探っていきます。モンゴル語、満州語、シベ語、延辺語、ウイグル語、ウズベク語、カザフ語、チベット語、土家語、ナシ語、プイ語、しまいには、北米のナバホ語にも触れます。
目次
日本語・中国語・英語―日本語・中国語・英語の違いは、助詞・語順・一致。
中国少数民族とその言語―日本語のそっくりさん、そんなに?
ウルドゥ語―インド・ヨーロッパ語なのに、日本語の風情。
ベンガル語―インド・ヨーロッパ語なのに、日本語の情緒。
モンゴル語―ほぼ日本語。
満州語―ほぼ日本語。
シベ語―ほぼ日本語。
延辺語―ほぼ日本語。
ウイグル語―かなり日本語。
ウズベク語―まあまあ日本語。
カザフ語―まあまあ日本語。
チベット語―かなり日本語。
土家語―かなり日本語。
ナシ語―まあまあ日本語。
プイ語―ちょっと日本語。
ナバホ語―日本語の古語か!
中国語―語順のわけ
おわりに―日本語が通って来たかもしれない道
著者等紹介
牧秀樹[マキヒデキ]
岐阜大学地域科学部教授。1995年にコネチカット大学にて博士号(言語学)を取得。研究対象は、言語学と英語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。