コーパスからわかる言語変化・変異と言語理論〈2〉

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コーパスからわかる言語変化・変異と言語理論〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 439p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784758922760
  • NDC分類 801
  • Cコード C3080

内容説明

変化するのは、言語の本質である。現在、世界に数千あるとも言われる多様な言語が存在するのも、変化の結果である。しかし、個々の言語理論が、その変化・変異のメカニズムの全容を解明するには限界がある。だからこそ、形態論・統語論・意味論・社会言語学・歴史言語学・方言研究・言語獲得・実験心理学などの諸分野の研究者がその最新の研究成果を持ち寄る場が、いまこそ必要である。

目次

科学・技術の進歩と理論言語学―言語変化研究の現状と課題
1 英語の構文変化とコーパス(多重話題化と英語史における機能範疇の消失;古英語における否定的不定辞naenigの分布と否定呼応;言語変化におけるパラメター変化と文法化の競合―英語の動詞移動消失と助動詞 化を例に;英語における場所句倒置構文の史的発達と素性継承システムのパラメータ変化;アメリカ英語における年代表記の変遷について―イギリス英語と比較して;John Lockeにおける‘epistemic phrase’の機能とその影響;過去分詞縮約関係節に関する一考察;コーパスからわかる英語における周辺構文の諸相―動的文法理論の立場から;英語の形容詞hotに見られる2種類の修飾可能性について)
2 日本語の構文変化とコーパス(「リンスインシャンプー」再訪;複雑述語構文の脱語彙化;属格主語文の通時的縮約とミクロパラメータ統語論;形式名詞「はず」の文法化と属格主語の容認性における世代間差;「が/を」交替の定量的分析)
3 方言研究・言語類型論とコーパス(伊那方言「づら」―時制句を補部にとる認識様態のモダリティ;東インドネシア言語の繰り上げ述語の複文構造;ケセン語における-(r)agasu型動詞の形態統語論分析)
4 言語獲得とコーパス(英語におけるVP削除の認可条件の獲得)
5 色の認知・色名の発達にかんする通時的変化(the bluesとは何か―意味の履歴を探る;色カテゴリーの獲得・変容と色名―クラスター解析と乳幼児の脳機能計測による研究)

著者等紹介

小川芳樹[オガワヨシキ]
東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、東北大学大学院情報科学研究科教授。専門分野は、生成文法、形態統語論、語彙意味論、史的統語論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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