内容説明
3部11章にわたって日英語における話し手の捉え方・心的態度とモダリティ・言語行為の観点から意味解釈を考察したものである。
目次
第1部 事物と事態に対する話し手の捉え方(存在文の意味解釈;日英語における知覚構文の意味解釈)
第2部 補文・従属文と話し手の心的態度(主張的述語と非主張的述語の意味解釈;分詞構文の意味解釈;補文標識の意味解釈;補文の意味解釈;不定詞句の意味解釈―繰り上げ構文を中心として;関係節の意味解釈)
第3部 モダリティと言語行為(感情的shouldの意味解釈;日英語文副詞類の意味解釈;let’s構文の意味解釈)
著者等紹介
澤田治美[サワダハルミ]
1946年島根県生まれ。福井大学専任講師、静岡大学助教授、学習院大学教授を経て、関西外国語大学教授。1986‐1987年ハーバード大学、スタンフォード大学にて在外研究。博士(英語学)。研究書:『視点と主観性―日英語助動詞の分析』(ひつじ書房、1993)(1993年度市河賞受賞)、『モダリティ』(開拓社、2006)(2007年度第8回英語語法文法学会賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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