内容説明
本書は、日本の英学史上の天才齋藤秀三郎(1866‐1929)のPractical English Grammar(1898‐99)(全4巻、1,056頁)の完訳である。難解な例文には訳文を付し、古い用法には古用法と明示し、現代言語学の視点から解説を加え、文化的業績の齋藤文法が現代に蘇る。
目次
第1巻(名詞;冠詞;形容詞;代名詞)
第2巻(動詞;不定詞;分詞;動名詞;助動詞)
第3巻(副詞;前置詞;接続詞)
第4巻(前置詞の用法)
著者等紹介
中村捷[ナカムラマサル]
1945年島根県生まれ。現在、東北大学名誉教授。博士(文学)。職歴:東京学芸大学、東北大学大学院文学研究科、東洋英和女学院大学を経て、マサチューセッツ工科大学研究員(フルブライト若手研究員)、カリフォルニア大学(アーバイン校)客員教授(文部省在外研究員)。著書:『形容詞』(現代の英文法第7巻、共著、研究社出版、1976:市河賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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