内容説明
本書は英語のジョークをいかに読み手(聞き手)が、おもしろいなあと思うかということを、できるだけ多くの実例を用いて、解説したものである。認知語用論(関連性理論)を用いて、表意に基づくジョーク、推意に基づくジョーク、類似性に基づくジョークを中心にジョークの実例分析を試みた。ことばのひねりのおもしろさは世界中にあり、日本語では吉本のお笑いや俳句、英語では子どものジョークやエスニックジョークなども扱った。
目次
第1部 ジョークと関連性理論1 基礎編(表意に基づくジョークの分析;推意に基づくジョークの分析;さまざまな類似性に基づくジョークの分析)
第2部 ジョークと関連性理論2 応用編(日本語による笑いの分析;ポリティカル・ジョークの分析;エスニック・ジョークの分析;ジョークとメタ表示;ことわざの変種とそのジョーク)
第3部 ジョーク研究の問題点 理論編(英語ジョークがなぜ日本人には理解しにくいのか?;ジョークの説明原理について:ずれの解決理論から最新の関連性理論研究まで)
著者等紹介
東森勲[ヒガシモリイサオ]
龍谷大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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