英語語法文法研究 〈第２５号〉

英語語法文法学会

開拓社（2018/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 154p／高さ 21cm
• 商品コード 9784758920759
• NDC分類 835
• Cコード C3382

出版社内容情報

1994年創刊の「英語法文法学会」の学会誌。現代英語の語法および文法研究に関する論文を多数収録し、個別言語としての英語の具体的な語彙や構文などの特性を明らかにする。語法ノートや書評なども掲載。年1回。12月刊行。

[シンポジウム]
　「文をつなぐ」仕組みと「文をつながない」仕組み ・・・・・・・・・・・・・・・大竹　芳夫　　 5
　談話標識がつなぐもの ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松尾　文子　　21
　話し手の「心」を伝える文のつなぎ方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安井　　泉　　36


[論文]
　当為を表すHAD BETTER・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小澤　賢司　　53
　Play a role (in) V-ing における前置詞 in の随意性と義務性・・・・・・・・・・・・桑名　保智　　71
　By now の意味・用法の記述・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平沢　慎也　　88
　副詞応答文 Really? について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平田　一郎　 105
　「クジラ構文」に見られる条件性と対偶解釈読み―構文の類型化を巡る問題―・・・廣田　　篤　121
　実現の含意から見た not (…) until X 構文の用法・・・・・・・・・・・・・・・・・明日　誠一 　137


[投稿規定]
　『英語語法文法研究』の論文・語法ノートへの投稿規定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・153

英語語法文法学会［エイゴゴホウブンポウガッカイ］
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆきだる]

英文を意識的に読みたいと思い購入。言葉とは使用者が自分の心を表す為に使うのだから、1単語1単語に話者の意図が含まれるのだと再認識。「当為を表すHAD BETTER」と「副詞応答文Really?について」の論文が良かった。特にHAD BETTERは「そういうもの」と習っていた用法に「なぜthanを後に続けられないのか」「BetterでなくBestではいけないのか」という疑問を投げ、使用された心理を含めて考察しており、勉強となった。Really?も、今後文中に出てきたら省略されている部分を想像して楽しみたい。

2019/03/10