出版社内容情報
この本は、時に複雑なようにも見える文の背後にある単純な構造を捉えようとする依存文法の枠組に関し、フランスの言語学者Tesni?reを嚆矢とする主要な理論の共通点および相違点を紹介し、英語を題材として説明したものである.動詞の主語や目的語との関係など基本的な依存関係に加えて、内容語と機能語との依存関係や、並列構文および省略表現における依存関係などの論点も取り上げ、将来の研究への足掛かりを提供する。
内容説明
この本は、時に複雑なようにも見える文の背語にある単純な構造を捉えようとする依存文法の枠組に関し、フランスの言語学者Tesni`ereを嚆矢とする主要な理論の共通点および相違点を紹介し、英語を題材として説明したものである。動詞の主語や目的語との関係など基本的な依存関係に加えて、内容語と機能語との依存関係や、並列構文および省略表現における依存関係などの論点も取り上げ、将来の研究への足掛かりを提供する。
目次
第1部 理論編(イントロダクション;代表的な依存文法理論;単純な図式;まとめ)
第2部 応用編(はじめに;助動詞;前置詞句;限定詞;主語 ほか)
著者等紹介
大矢政徳[オオヤマサノリ]
1971年生まれ。明治大学国際日本学部専任教授。博士(学術)(早稲田大学)、Master of Science(Dublin City University)、修士(早稲田大学)。大学英語教育学会副代表幹事、環太平洋応用言語学会副会長。専門は言語学(コーパス言語学、依存文法)。趣味はクラフトビール飲み比べ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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