内容説明
統語構造を地図(cartography)のように詳細に描き出すプロジェクト。カートグラフィーのプロジェクトが、どのように誕生し、どのような研究がどのような手法でなされるのか、さらには今後どのような発展の可能性を持つかについて解説。言語事実としては、英語を中心としながらも日本語やほかの言語にも目を配りながら、カートグラフィーの得意とする詳細な言語事実に焦点を当てられている。
目次
第1章 カートグラフィーの理念
第2章 英語のCPのカートグラフィー
第3章 日本語のCPのカートグラフィー
第4章 IPと副詞のカートグラフィー
第5章 主語のカートグラフィー
第6章 動詞句のカートグラフィー
第7章 形容詞のカートグラフィー
第8章 空間表現のカートグラフィー
第9章 カートグラフィーと極小主義プログラム
著者等紹介
遠藤喜雄[エンドウヨシオ]
ジュネーブ大学大学院一般言語学専攻修了。現在、神田外語大学大学院言語科学研究科教授。専門は、カートグラフィー
前田雅子[マエダマサコ]
九州大学大学院博士後期課程人文科学府言語・文学専攻修了。現在、西南学院大学外国語学部准教授。専門は、統語論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 竜の探索 ハヤカワ文庫