出版社内容情報
本書は主に英語という言語の構造や機能を取り扱う「英語学」という研究分野について、コンパクトに概説したものである。全5章から構成されており、統語論、音声学・音韻論、形態論、意味論、および語用論の各分野についての概説が行われている。コンパクトながらも、これらの諸分野における、それぞれの基本的な専門用語などを含む基礎的内容から、発展・応用的内容に及ぶ広範囲についての解説が簡潔かつ明快に行われている。
内容説明
本書は主に英語という言語の構造や機能を取り扱う「英語学」という研究分野について、コンパクトに概説したものである。全5章から構成されており、統語論、音声学・音韻論、形態論、意味論、および語用論の各分野についての概説が行われている。コンパクトながらも、これらの諸分野における、それぞれの基本的な専門用語などを含む基礎的内容から、発展・応用的内容に及ぶ広範囲についての解説が簡潔かつ明快に行われている。
目次
第1章 統語論(統語論とは何か:文の適格性に対する話者の直観;英語の5文型から生成文法理論へ:主要部による補部認可;X’理論(エックスバー理論)
移動分析
局所性
まとめ)
第2章 音声学・音韻論(音声学(Phonetics)
音韻論(Phonology)
おわりに)
第3章 形態論(形態論とは何か;形態論の基本概念 ほか)
第4章 意味論(言語表現間の意味関係;言語表現内部の意味関係;語の意味と背景知識;異なる言語における言語化パターンの違い;おわりに)
第5章 語用論(直示表現;情報構造;発話行為;推論の語用集;関連性理論;社会語用論;まとめ)
著者等紹介
西原哲雄[ニシハラテツオ]
1961年生まれ。追手門学院大学国際学部教授。専門分野は、音声学、音韻論、形態論など
中村浩一郎[ナカムラコウイチロウ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授。専門は理論言語学、統語論、カートグラフィー
松沢絵里[マツザワエリ]
大阪芸術大学教授。専門分野は、英語音韻史、標準語発達史
早瀬尚子[ハヤセナオコ]
大阪大学大学院人文学研究科教授。専門分野は、認知言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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