出版社内容情報
長年たずさわってきた英和辞典の編集の仕事のなかで、著者は国語辞典にヘンな日本語があふれていることに気がつきました。本書では、そのうち22のトンデモ日本語をとりあげます。国語辞典の問題点から、私たちがなに不自由なく使っている日本語の奥深さ、おもしろさが見えてきます。
内容説明
なんと国語辞書はヘンな日本語の宝庫だった!辞書マニアも、辞書関係者も知らない仰天の新事実を一挙公開!
目次
犬のなき声の「わん」と「わんわん」、なく回数が多いのはどっち?
「にこにこ」と「にこっ」、ほほえむ時間が長いのはどっち?
せきの「ごほごほ」と「こん」では、どっちが軽い?
「こけこっこう」となくのは、なに?
ふたごの「あに(兄)」と「おとうと(弟)」、どっちが年上?
「きょうだい(兄弟)」に、「あに(兄)とおとうと(弟)」の意味はある?
「…がほえる」といったら、「いぬ(犬)」と「ドッグ」のどっち?
「かぎ」と「キー」、自転車にとりつけるのはどっち?
「イヤリング」と「みみわ(耳輪)」、どこがちがう?
「ピアス」は、体のどこにつける?〔ほか〕
著者等紹介
山田詩津夫[ヤマダシズオ]
1956年生まれ。国際基督教大学(ICU)卒業。フリーランサーとして、英語の辞典や教材の執筆・編集、翻訳にたずさわるかたわら、イラストも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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