出版社内容情報
往年の映画スター・久川芳子の没後三十年を記念して開催される回顧展で、彼女が愛用した着物が展示されることになった。
監修協力を求められた八王子のリユース着物店「本庄の蔵」の査定担当者である琴子は、残された着物のうちの一枚、天蚕という野生の蚕からとれる糸で織られた萌黄色の紬の美しさに心を奪われ、引き寄せられるように着物に触れる。
「着物に宿る記憶」を見ることができる琴子の前に現れた景色とは……? シリーズ第四巻!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまりん
1
新刊、買いました!琴子の出生の秘密がもう少しわかるかと思ったけれど、そこはゆっくりで。今回は 天蚕糸の着物がメイン。こんなに素晴らしい着物の存在を知らなくて、素敵で震えました。薄い緑の天然の色とそれを育む自然。それと対比するかのような戦争に巻き込まれた人生のお話に、続きが気になり、一気読みでした。2026/08/08
アイ
0
琴子の出生ではなく、別の人の出生の秘密を知ることに。そこに自分を重ねて自分の気持ちを考えていく。確かに今まで不明だった親の事が少し分かったからってすぐに探そう!という気持ちにははならないかも。小春との交流で彼女の事が少し分かったり、小春から見た柿彦というのも新鮮でした。好きなシリーズなのでこれからも楽しみです。2026/08/15




