出版社内容情報
あなたは、罪を犯したことがありますか? そして、その罪を今でも後悔していますか?
早坂千弦はアイドルグループ『クインテイル』の熱烈なファンだった。
推しの瑠璃香にはどんな時でも幸せでいてほしい、それだけを願っていたのに、その願いは叶わなかった――千弦が目を覚ますと、真っ白な空間に一人の女性が立っていた。
神使と名乗るその人物は、千弦が二十七歳で死んだという……『レゾンデートルの祈り』の著者の新たなる地平。
人間の罪と死に、深く真摯に向き合った祈りと再生の物語。
今村翔吾さんプロデュース、「秘境の文筆家」(宮崎県椎葉村)プロジェクトから生まれた第一弾、魂がうち震える長篇小説。
【目次】
内容説明
早坂千弦はアイドルグループ『クインテイル』の熱烈なファンだった。推しの瑠璃香にはどんな時でも幸せでいてほしい、それだけを願っていたのに、その願いは叶わなかった―千弦が目を覚ますと、真っ白な空間に一人の女性が立っていた。神使と名乗るその人物は、千弦が27歳で死んだという…人間の罪と死に、深く真摯に向き合った、祈りと再生の物語。
著者等紹介
楪一志[ユズリハイッシ]
北海道出身。2021年、Web小説サイト「カクヨム」掲載作を加筆修正した『レゾンデートルの祈り』で作家デビュー。刊行後、SNSなどにて大反響、続々重版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
無名
42
𣜿さんの著書はどれも心が暖まる作品であり、また自分の過去と向き合わさせてくれる。 本書自体読みながら辛く感じてしまう所もあったが、最後の𣜿さんのコメントで肩の荷が降りた様な気持ちになれた。 設定では死んだ魂は、49日間修行をして生まれ変わり先が決定されるとのこと。2026/05/11
よっち
25
アイドルグループの熱烈なファンで、推しの死を知らないまま自分も事故死した早坂千弦が、罪と死に深く真摯に向き合う祈りと再生の物語。死後四十九日の審判で来世は地獄道と宣告され、魂として人々が犯す罪を未然に防ぐ修行を課された千弦と、彼女が出会う亡くなった推しの瑠璃香本人。推しとペアを組んで現実世界の大小の様々な罪に向き合っていくストーリーは奥が深くて、瑠璃香の真実を知らなかった自分を悔い、彼女もまた抱えていた闇を明かし互いの過去を清算する過程が切なくて、千弦の罪の本質や全てが繋がっていく結末には唸らされました。2026/03/09
MINA
16
最推しのアイドルが幸せでいてくれさえすれば、それだけで良かったのにと願っていた男の死後の物語。…てネタバレ抜きの筋を書くと意味不明だなぁ。人を救うって本当に簡単じゃない。逃げ方を、間違えないように。逃げるなら、現実と向き合った上で全速力一択だなと痛感。美しく、綺麗に纏まりすぎてて残念ながらあまり好みでは無いかも。不倫の優奈は夫がクズなことを差し引いても、被害者意識高いし自業自得過ぎるわ。最初、主人公の男が推しを殺したのかと思ってたり、ストーカーと共倒れになってほしくなったり…どうも苦さを求めてしまいがち。2026/02/28
なみ
10
真っ白な空間で目を覚ました千弦の前に立っていたのは、神使と名乗る女性だった。 彼女からの説明を受け、千弦は下界で徳点を積んで、より良い来世を目指すことに。 瑠璃香はなぜ死んだのか。 ニルヴァーナとはなんなのか。 生前の千弦は何をしたのか……。 様々な謎が徐々に明かされていく構成がとても良かったです。 千弦の気持ちも瑠璃香の気持ちも痛いほどに伝わってきて、だからこそ際立つ悲劇に心が苦しくなりました。 罪を犯すということについて考えさせられる1冊です。2026/04/08
灰音
8
死んだら魂の選別があり、魂の試練のために地上に降りる 生きるとこを諦めようとしている人に その後起きるであろう事をリアルに綴り、生きることの大切さを伝え、考えさせられる 綺麗な終わり方で感動しました2026/04/17




