出版社内容情報
S県警本部刑事部捜査一課の管理官を拝命して半年、風石マリエは新たな殺人事件に臨場した。
河川の水際で発見された遺体は赤いスプリングコートを着た女性。
捜査で判明した被害者は咲本多美子、一人娘と夫を持つ主婦。
多美子は元アイドルだったが、そのことを隠し、弁当屋で働いていた。
なぜ彼女は殺されたのか?難航する捜査の指揮を執るマリエの背後では監察が秘かに動いていた……。
超男性社会の警察で苦悩しながらも懸命に働く女性警察官の姿を、元女性警察官の著者が描く傑作警察小説!
【目次】
内容説明
S県警本部刑事部捜査一課の管理官を拝命して半年、風石マリエは新たな殺人事件に臨場した。河川の水際で発見された遺体は赤いスプリングコートを着た女性。捜査で判明した被害者は咲本多美子、一人娘と夫を持つ主婦。多美子は元アイドルだったが、そのことを隠し、弁当屋で働いていた。なぜ彼女は殺されたのか?難航する捜査の指揮を執るマリエの背後では監察が秘かに動いていた…。超男性社会の警察で苦悩しながらも懸命に働く女性警察官の姿を、元女性警察官の著者が描く傑作警察小説!
著者等紹介
松嶋智左[マツシマチサ]
大阪府出身。元警察官、女性白バイ隊員。退職後小説を書き始め、2005年に北日本文学賞、06年に織田作之助賞を受賞。17年『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
72
シリーズ第2弾。地方の警察本部を舞台に捜査一課管理官を務める風石マリエを中心に展開。冒頭から刑事部のある人物を告発する怪しげな文。殺人事件の捜査の中、読んでいる方もこの告発文が頭をかすめながらも忘れがちになりそうな中、マリエの上司の態度がよそよそしくなったり、捜査の車が追尾されていたり関連ありと想像。典型的な上意下達の警察の中にあって今でも女性が上に立つ難しさ。事件は元アイドルが何者かによって殺されたことから連続人事件に発展。人の善意を悪意に持って行く浅ましい人間。残された者たちの哀しみを想像して欲しい。2026/03/06
papako
36
出ると読んでる作者の作品。女性管理官マリエさんのシリーズね。元アイドルの女性が殺され、同僚も殺された。錯綜する情報に少ない手がかり。またまたマリエは出歩いて捜査する。今回のお供は女性の原刑事。お互い苦手同士なのに、だんだん息があっていくのがわかる。変な告発文で監察に疑われるマリエは、それでも腐らす弛まず仕事に向き合う。犯人に辿り着くのは細い藁だった。解決までが唐突な感じは否めないけど、面白かったから、ま、いっか。2026/03/27
fuku3
20
2026.3.20読了。シリーズ第2弾。36歳の主婦咲本多美子が殺害さらた。S県警刑事部捜査一課の管理官風石マリエ警視が久地班を指揮し捜査に当る。題名が疑心殺人だけに、よくもまぁ出るは出るは怪し奴。旦那は愛人はいるし、姑とは孫の事で揉めるは!昔アイドルをしていたのでその追っかけ⁉︎パート先の弁当屋のクレマー!パート先の同僚も怪し!地域格差による偏見!そん中マリエを誹謗中傷する怪文書が監察に!監察官に捜査中に追尾される。一つ一つ怪し奴らをあらって行くがホンボシが掴めない。そして、第ニ、第三の殺人事件発生!2026/03/20
ナオ
10
シリーズ2作目。冒頭の告発文に、事件とともに、身内の中に敵がいるのかと主人公を気の毒に思った。 前回は派手な事件だったけど、今回は被害者が元アイドルと聞くと派手な感じがするけど、意外とそうでもなく、読み終わった後にタイトルの疑心がそうだよなーと腑に落ちる。 犯人はまさに疑心によって、殺人を犯し、主人公は疑心に囚われそうになるも、仲間への信頼と事件解決に邁進して、真実を手にする。読後感の良い作品でした。3作目が今から楽しみです。2026/03/30
うさぎや
7
2巻。事件も監察騒ぎもまさかの真相。2026/03/03




