出版社内容情報
世の中にもっと「ちぐさ百貨店」を知ってもらえる方法はないかと考えていた綺羅。
そんなある日、美寿々から送られてきた段ボールの中には、施設の入居者仲間の大切なコレクションが。
一方で、新作の洋風たい焼きの売れ行きが順調だった葵にはまた新たな計画があるようで……。
思い出の香炉、異国の古い切手、刺?のハンカチ、癒しのアロマキャンドル。
雑貨が人と人を?ぐ再生の物語、第三弾!
【目次】
内容説明
世の中にもっと「ちぐさ百貨店」を知ってもらえる方法はないかと考えていた綺羅。そんなある日、美寿々から送られてきた段ボールの中には、施設の入居者仲間の大切なコレクションが。一方で、新作の洋風たい焼きの売れ行きが順調だった葵にはまた新たな計画があるようで…。思い出の香炉、異国の古い切手、刺繍のハンカチ、癒しのアロマキャンドル。雑貨が人と人を繋ぐ再生の物語、第三弾!
著者等紹介
長月天音[ナガツキアマネ]
新潟県生まれ。大正大学文学部卒業。飲食店勤務経験が長い。2018年『ほどなく、お別れです』で第19回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
27
たい焼きと雑貨を販売するちぐさ百貨店シリーズ3作目。綺羅が引き継いでから1年経つまでの話。まだ1年経ってないのかぁ〜という感じ。葵君も綺羅もお店の為にそれぞれ何かもっとやれないか奮闘する。今作も何かしら心の底に腑に落ちないものを抱えた人達が訪れてちぐさ百貨店を通して前を向いていく。美寿々さんの施設に入居している方達の思い出の品の話には確かにコレクションって色々集めたくなるけど、先々を思うと集めすぎるのもなと思ったり。自分の大事な物を大切に扱ってもらえる人に託せるのは羨ましいなぁと感じた一冊。2026/02/15
えみちゃん
23
大好きな長月天音さんの最新刊です♬ひとびとに「ちぐさ百貨店」のことを知ってもらえる方法をはないかと考えていた綺羅のもとに施設に入所しているおばあちゃんから荷物が届きます。そろそろ秋のディスプレイを考えなければ・・と思案していた綺羅にインスピレーションを与えます。《香炉》《異国の古切手》《レース小物》《アロマキャンドル》などなど企画展を展開させていきます。表向き引退したと言い張る⁉笑っ。おばあちゃんがいい働きをしてます。入所者のお仲間たちが最後まで手放すことが出来なかった物をまた新たなるひとのもとに2026/01/20
ゴルフ72
15
葵くん家族に正直今の仕事の事を素直に言えて…そして問題なく受け入れてもらえて良かったぁ!それにしても美寿々さんの存在はやっぱり大きいですねぇ!こんな年の取り方を自分もしてみたい。これで終わりじゃないよね?そんな感じが少ししました。2026/02/06
ゆり
12
読み終わって2日経つのに、ちぐさ百貨店にずっといるような余韻。先日ちょうどちぐさ百貨店がある近くのお香屋さんでお香を買い足したばかりで(しかも作中に出てくるような香り)、不眠に効きそうなアロマスプレーも買ったばかり。そのタイミングでの香りがテーマの物語はすごく共感ばかり。日比谷のほうにも行ってきたばかりなので、作中に出てくるルートが想像しやすかったです。綺羅の成長も素晴らしく、葵の前向きに挑戦していく姿勢も素晴らしい。悲しくないのに涙が出てきそうになってしまう心温まるシリーズで、心が浄化された気がします。2026/01/19
陽ちゃん
6
シリーズ3作目。綺羅の企画するフェアが楽しそう。刺繍以外にはハマったことがあるので、どんなものが並んでいるのか、見てみたいです。一方、家族に会社を辞めたことをカミングアウトしてすっきりした葵くんは、オーブンを使って何か企み中。何を作っていたか分かった時に、なるほど!っと感心させられました。最終話では久しぶりに美寿々さんが銀座へ戻ってきて、彼女も含めてみんな大はしゃぎ。美寿々さんの影響力はまだまだ健在でした。2026/02/13




