ハルキ文庫 時代小説文庫<br> あんと女剣士―お勝手のあん

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ハルキ文庫 時代小説文庫
あんと女剣士―お勝手のあん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758447485
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報




【目次】

内容説明

品川の旅籠・紅屋ではたらく料理人・おやすは、女中頭のおしげが紅屋の跡継ぎとして養女に入ると決意したことを喜びつつも、行方知れずの弟の身を案ずるおしげの胸中を思うと、気持ちは複雑だった。一方、横浜生麦村では薩摩藩士が英国人を殺傷する事件が発生。品川も騒然とするある日、おやすは浪人風の男に襲われる。あわやという時、現れた剣の達人に窮地を救われるが、その正体を知っておやすは驚くのだった…。激動の幕末を迎えてなお、安らぎの場を守ろうと懸命に生きる人々を描く大好評シリーズ第十二弾!

著者等紹介

柴田よしき[シバタヨシキ]
東京生まれ。1995年に『RIKO―女神の永遠―』で横溝正史賞を受賞。ジャンルを超えて幅広く意欲作を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

161
激動の幕末、横浜の生麦事件で品川も騒然。おやすは料理に精進するも気が気でない。そんな中、おうめには喜ばしいことがあったのは良かったね。おしげは複雑かもしれないけど、生きてればいいことあるよ。おせいちゃんは自分の将来を考える。とめちゃんの食いっぷりは相変わらずだね。そして、おやすには身の危険。何事もなくて良かったよ。そんなおやすに出会い、再会あり、そして早い別れあり。人生、何があるかわからない。とにかく、紅屋で働くみんなが無事であってほしい。紅屋は誰ひとり欠けてはならいと思いながらの読了。2025/08/20

いつでも母さん

136
おやすが誘拐・・未遂に終わったものの出自に係わるのか?気になる。気になると言えば、歴史的に変換期の日本・・生麦事件だ!いろんな人との出会いが多過ぎるおやす、まだまだこれから波乱があるって事ですね。おあつさまに、としさん、ヘボンさん、お琴には無事に戻ってと願うばかり。お小夜は元気だろうか?そして弟・・あぁ、政さんの出番が少ない(そこ?)気になる事がありすぎで半年待つのが辛いシリーズの第十二弾だった。2025/08/23

タイ子

110
シリーズ第12弾。時は幕末、生麦事件も起こり東も西も揺れ動く日本の体制に庶民たちも巻き込まれていく。現在のように情報網がない時代は噂と予想で不安だっただろうな。「紅屋」の料理人・おやすの周りでも何やらきな臭い匂いが漂い始め…。料理にまっすぐ向き合い、生きて行く決心をしたおやすが何者かに攫われそうになり、それを助けた女剣士。偶然にも同じ長屋に越したばかりの女剣士は京にのぼり日本のために戦う大志を抱き、おやすの料理人を極める夢と重なり2人は友情をはぐくんでいく。おやすの出生に何が隠されてるのか楽しみな次巻。2025/08/22

nemuro

80
気が付けば<お勝手のあん>シリーズも、はや第12弾。毎回、早く読みたい気持ちと愉しみをあとに残しておきたい気持ちがせめぎ合う。で、(元来、極端に遅読な私だがそれにしても)数冊の本が“渋滞状態”の時、渋滞解消策としての投入も少なくない。さて本書。タイトルから新キャラクターの登場も期待しながら。横浜生麦村では薩摩藩士が英国人を殺傷する事件が発生し、激動の幕末。「山東屋さんの野望」から「長屋とヘボンさん」「京の噂」などを経て「出発」までの11話。品川の旅籠・紅屋の料理人、おやすの成長を(勝手に)見守る私である。2025/10/28

itica

78
大名行列と異人との騒動で世の中に不穏な空気が漂う中、やすは女剣士として生きる覚悟を持つ琴と出会い、思いも寄らなかった大切な人と再会した。「生きていてよかった」と思わず涙するやすに、こちらももらい泣き。新しい出会いがあれば別れもある、嬉しいことの次にはつらいことが起こる。それが世の道理でなれど、自分より相手を思い遣るあんには幸せになってもらいたいと心より願う。激動の時代を生きる女料理人の未来はどうなって行くのだろう。 2025/11/17

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