出版社内容情報
【目次】
内容説明
作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希。3人の可笑しくも愛おしい日々。女友達、最高にして最強!50代後半の女性3人と彼女たちをとりまく人々の、おいしく楽しい(時に切ない)日常を、かろやかに濃やかに描く珠玉の長篇小説。
著者等紹介
江國香織[エクニカオリ]
1987年「草之丞の話」で小さな童話大賞を、89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞受賞。小説として『こうばしい日々』(産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)『きらきらひかる』(紫式部文学賞)『ぼくの小鳥ちゃん』(路傍の石文学賞)『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(山本周五郎賞)『号泣する準備はできていた』(直木賞)『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(谷崎潤一郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきち
62
とても素敵なお話でした。作家の民子と、イギリスから帰国し、民子の家にしばらく居候をすることになった友人の理枝と、主婦の早希。そんな50代後半の三人娘の友情物語。民子の母や、民子の友人の娘とその彼氏、理枝の甥っ子、民子の元カレ、理枝の彼などなど三人娘の周りの人たちもたくさん出てきて、楽しくも穏やかな日常が描かれているところがとても良い。自由奔放な理枝に民子も早希も振り回されているように見えるのに、お互いを大切に思い合っているのがわかる素敵な友情を見ていると、50代になるの楽しみだなと思えるそんな物語でした。2026/04/15
エドワード
55
大学時代、三人娘と呼ばれた友人、恋愛小説作家・諏訪民子、ロンドン帰りで二度離婚した清家理枝、唯一結婚し子供のいる室伏早希をメインに、様々な人々が織りなす物語。三人が大学生の頃はバブル期、今は50代後半。民子は母親の薫と暮らす。早希の義母は認知症で施設にいる。レストラン、デパート、競馬場。理枝が一番アクティブで、人懐っこい甥や初老の紳士が登場し、江國さんらしい展開。興味深いのは80代の薫だ。水泳教室に通う道で捻挫してもたくましく歩き、買物帰りに眼科に寄って白内障の手術を済ます。私たちが見習うべきは彼女だね。2025/09/01
あんこ
53
年代は全然違うが、理想の老後の女友達だった。兎にも角にも友達に会いたくなった。私の年代は少し前くらいから友達がこぞって子供を産み始めて、会うにも赤子付きが多くなって、そのうち会わなくなった(大学時代の友達で同じペースで生きている子とは会っている)。みんなの身の回りが全て落ち着いた老後が来るならまた会いたいし、この三人みたいにかしましく暮らしたい。2026/08/05
蝸牛
37
江國香織さんの8月に出た新作。いずれの登場人物にも容易に共感1000%( ̄▽ ̄にて、友達にも読ませるべくもう一冊ポチっとな。なんちゅうレビューだ(レビューじゃないね!)TVドラマになったら良いけどキョンキョン“最後から二番目の恋”の二番煎じは困るか....。2025/11/15
けえこ
32
学生時代からの友人3人組、アラフィーの現在の忙しくて楽しそうな日常のお話。 「読書サークルって、本来なら作家の文体とか、登場人物の心の動きとかについて話す場所だったんでしょうに、そういうことを話した記憶が全然ないわ」そういう友達だから長続きしてるんだよね。 女友達、大切にしたい。2026/01/06




