出版社内容情報
内海義行のもとに、服役中の川口から会いたいと手紙が届いた。
一緒にいくつもの仕事をやった川口が、大矢興業の社長・矢沢を切りつけ刑務所に入って五年。
出所まであと二年だった。
しかし、会いに行こうとした矢先に川口が急死する。
川口は、最期に何を伝えたかったのか……。
遺された女たち。甦る過去。
男のこだわりが、信義が、体に熱く流れ込む、北方謙三ハードボイルドの名作。
(解説・小梛治宣)
内容説明
内海義行のもとに、服役中の川口から会いたいと手紙が届いた。一緒にいくつもの仕事をやった川口が、大矢興業の社長・矢沢を切りつけ刑務所に入って五年。出所まであと二年だった。しかし、会いに行こうとした矢先に川口が急死する。川口は、最期に何を伝えたかったのか…。遺された女たち。甦る過去。男のこだわりが、信義が、体に熱く流れ込む、北方謙三ハードボイルドの名作。
著者等紹介
北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、05年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、10年に日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年紫綬褒章を受章。16年菊池寛賞を受賞。20年旭日小綬章を受章。24年毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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