ハルキ文庫 時代小説文庫<br> 茜唄〈上〉

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ハルキ文庫 時代小説文庫
茜唄〈上〉

  • 今村 翔吾【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 角川春樹事務所(2025/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758447140
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
朗々とした唄、琵琶の音が闇夜に響く。
何者かが男に伝える、二十余年の歳月を要して編み上げた物語。
その名は──。
平氏棟梁・平清盛が四男・知盛。
清盛最愛の息子とまで呼ばれた彼だが、幼い頃から病弱で出世は遅かった。
だがそんな彼にも源氏という時代の荒波は容赦なく襲い掛かる。
弟分で「王城一の強弓精兵」と呼ばれた教経と共に否応なく前線に立つ知盛。
没落に向かう平氏を盛り返すことはできるのか。
直木賞作家による、熱き血潮が巡る「真」平家物語!

内容説明

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。朗々とした唄、琵琶の音が闇夜に響く。何者かが男に伝える、二十余年の歳月を要して編み上げた物語。その名は―。平氏棟梁・平清盛が四男・知盛。清盛最愛の息子とまで呼ばれた彼だが、幼い頃から病弱で出世は遅かった。だがそんな彼にも源氏という時代の荒波は容赦なく襲い掛かる。弟分で「王城一の強弓精兵」と呼ばれた教経と共に否応なく前線に立つ知盛。没落に向かう平氏を盛り返すことはできるのか。直木賞作家による、熱き血潮が巡る「真」平家物語!

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年京都府生まれ。「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で第7回歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。「羽州ぼろ鳶組」は続々重版中の大人気シリーズで漫画化・アニメ化も決まった。「童神」で第10回角川春樹小説賞を選考委員(北方謙三、今野敏、角川春樹)満場一致の大絶賛で受賞。「童神」は『童の神』と改題し、第160回直木三十五賞候補にもなった。『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、及び第8回野村胡堂文学賞を受賞。「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト10第一位に選ばれ、『じんかん』が第163回直木賞候補及び第11回山田風太郎賞受賞、「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト3第一位に選ばれた。『塞王の楯」で第166回直木賞を受賞。「くらまし屋稼業」シリーズもまたたく間に人気シリーズとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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けやき

38
平知盛の視点で描く、今村翔吾版平家物語。2025/06/18

Shun

29
久々に読む今村翔吾さんの歴史小説。本作は源平合戦の敗者側、すなわち平家一門のドラマを描く。日本史における源氏と平氏の戦いは大きな転換点の一つ。そこに著者は一味違う目線を投げかけます。歴史は勝者が作るものなら、なぜ敗北した平氏一派の物語が「平家物語」としてこれまで唄い伝えられ人を惹きつけるのか。琵琶の音色に乗って一族の栄華と凋落の歴史、そして敗者の悲壮な最期が思い浮かばれる。しかしそこにも民の苦しみを想い、時の権力者に抗った英傑たちがいた。知略に秀で既存の武士らしさという物差しで測れない傑物・平知盛の物語。2025/05/20

みこ

24
源平の物語を清盛の四男・知盛を主役に描く今村版平家物語。序盤はどこか文章も雰囲気も軽くあまり読みごたえを感じなかったが、(上巻の)中盤以降グッと空気が締まってきたのでそこは青年編ということで許容しよう。清盛や知盛が描いた進歩的な構想や、武士のあり様よりも目先の勝利を優先する実利的な考えを下巻に登場するあの風雲児がどうぶち壊すのか。フラグを楽しみながら後編へ。因みに幕間に登場する謎の武士と琵琶法師のどちらかが生き延びた知盛かと思ったが、そこはあっさりネタバレされた。2025/06/17

のあ

20
初めての平家物語! 平清盛、三男の宗盛、四男の知盛、知盛の妻希子…源頼朝はまだ名前だけでの登場、後白河法皇があまりにも汚すぎる。 登場人物が多すぎるし、官名での表現もあるしで本は付箋だらけ。 清盛が成し遂げられなかったことを、知盛が受け継ぎやり遂げようと躍進する生き様が眩しい。 希子さん1人を愛し、側室を持たない事も知盛の株が私の中では急上昇。 下巻も楽しみ。2025/07/15

愛書家

16
おごれるものは久しからず、誰もが耳にしたことのある一文、そうこの物語は平家物語なのである。こうやって、平家は徐々に勢力を失い、都落ちしたのか、と無常さを感じてしまった。割と肉付けがしっかりとしており、流石直木賞作家が描くだけある。読みやすく、するするとという感じであった。2025/06/10

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