出版社内容情報
大学生・勇との駆け落ちを計画する主婦の史子。
当日取りやめる場合のみ、電話をすると約束していた。緊張しながら荷造りを進める史子だが……(「6:30 PM 成田発」)。
「もう会いたくない、電話もしないで」と自ら告げて別れたにもかかわらず、元恋人からの電話を待ち続けている潮子。留守電を気にしながら職場へ向かうと、仕事仲間の織田から食事に誘われ……(「Never Call Me Again」)。
あのとき電話に出ていれば、変わったはずの二人の運命。
電話をテーマに様々な恋のシーンを描く、珠玉の短編集が復活しました。
(解説・唯川恵)
内容説明
大学生・勇との駆け落ちを計画する主婦の史子。当日取りやめる場合のみ、電話をすると約束していた。緊張しながら荷造りを進める史子だが…(「6:30 PM 成田発」)。「もう会いたくない、電話もしないで」と自ら告げて別れたにもかかわらず、元恋人からの電話を待ち続けている潮子。留守電を気にしながら職場へ向かうと、仕事仲間の織田から食事に誘われ…(「Never Call Me Again」)。あのとき電話に出ていれば、変わったはずの二人の運命。電話をテーマに様々な恋のシーンを描く、珠玉の短編集が復活しました。
著者等紹介
森瑤子[モリヨウコ]
1940年静岡県生まれ。東京藝術大学器楽科卒。広告会社にてコピーライターとして活躍したのち、1978年「情事」で第二回すばる文学賞を受賞し、デビュー。男女の機微や人生の切なさを描いた鋭く繊細な筆致で人気を集める。芥川賞候補になった『誘惑』『傷』、直木賞候補になった『熱い風』『風物語』ほか、『嫉妬』『望郷』『指輪』など、著書は100冊を超える。小説のみならず、多数のエッセイや翻訳も手掛けた。1993年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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