ハルキ文庫<br> あなたに電話

個数:
電子版価格
¥858
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ハルキ文庫
あなたに電話

  • 提携先に4冊在庫がございます。(2025年08月07日 00時03分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758446969
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大学生・勇との駆け落ちを計画する主婦の史子。
当日取りやめる場合のみ、電話をすると約束していた。緊張しながら荷造りを進める史子だが……(「6:30 PM 成田発」)。
「もう会いたくない、電話もしないで」と自ら告げて別れたにもかかわらず、元恋人からの電話を待ち続けている潮子。留守電を気にしながら職場へ向かうと、仕事仲間の織田から食事に誘われ……(「Never Call Me Again」)。
あのとき電話に出ていれば、変わったはずの二人の運命。
電話をテーマに様々な恋のシーンを描く、珠玉の短編集が復活しました。
(解説・唯川恵)

内容説明

大学生・勇との駆け落ちを計画する主婦の史子。当日取りやめる場合のみ、電話をすると約束していた。緊張しながら荷造りを進める史子だが…(「6:30 PM 成田発」)。「もう会いたくない、電話もしないで」と自ら告げて別れたにもかかわらず、元恋人からの電話を待ち続けている潮子。留守電を気にしながら職場へ向かうと、仕事仲間の織田から食事に誘われ…(「Never Call Me Again」)。あのとき電話に出ていれば、変わったはずの二人の運命。電話をテーマに様々な恋のシーンを描く、珠玉の短編集が復活しました。

著者等紹介

森瑤子[モリヨウコ]
1940年静岡県生まれ。東京藝術大学器楽科卒。広告会社にてコピーライターとして活躍したのち、1978年「情事」で第二回すばる文学賞を受賞し、デビュー。男女の機微や人生の切なさを描いた鋭く繊細な筆致で人気を集める。芥川賞候補になった『誘惑』『傷』、直木賞候補になった『熱い風』『風物語』ほか、『嫉妬』『望郷』『指輪』など、著書は100冊を超える。小説のみならず、多数のエッセイや翻訳も手掛けた。1993年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あやっぴ

23
まだスマホのない時代。当時付き合ってた人からいつもの時間に電話がないと、何も手につかずソワソワしてたことを思い出した。短編であるこの作品にもそんな場面が出てくるが、そこから生じてしまう男と女のすれ違いにはすごく共感した。どの話もちょっと大人な恋愛関係が描かれてたけど、男の人が若干威張ってるイメージ。時代でしょうかね。でも楽しく読めた。2025/04/13

Ruco

1
「電話」がテーマとなっており、ピリッとした空気を孕んだ短編集。とにかく粋。登場する女性達が魅力的で引き込まれる。30年以上前の作品だとは思えないほど洒落た世界観。レトロとモダン。現代には"無い"モノと、"在る"、変わらない恋模様の対比が小気味よい。2025/06/13

emtb

1
まだ携帯電話が一般的ではなかった頃の話。固定電話だからこその不便さと切なさがある。89年刊行なので36年前か。平成になったばかりで昭和の価値観がバリバリ残っている。チョンガーとか、女の営業はいないよ、女からは言えないわ、みたいなセリフ。デートはレストランなんて、いかにもバブリー。今とは違う男女間のやりとりも面白い。子供の頃に再放送で観たトレンディドラマっぽいオシャレな話ばかりでわくわくした。実際にあの時代の恋愛はどんな感じだったんだろうか。みんな大人だから親に取り次がれて恥ずかしいとかそういうのはない。2025/05/28

し~ちゃん

1
図書館の新刊コーナーで目にして、あまりにも懐かしくてつい手にした一冊。表紙をめくると森さんのお写真が。逝去が1993年との記載があり、私が読みまくっていた頃には亡くなっていたとは知らなかった。 若い頃の恋愛ってこんなだったなと思い深く読んだ。危険な情事は映画を思い出しながら読み、本当に懐かしかった。2025/03/10

かすみ

0
女一人でやっていくことへの不安や恐れがこんなにも強い時があった、"あった"というのはつまりもう過去のことなので安心している。同性はライバル、まるで芸能界にでもいるかのようだけど、可笑しくて可哀想。/電話を待っていた経験はないけど、ツールが変わっただけで、メールのセンター問い合わせもLINEの既読つくのつかないのも(既読つけずに読むのも)同じこと。電話の方が"すれ違い"には便利なので、恋人たちのてんやわんやが発生しやすいのかも。男も女もやきもきしていて面白かった。「曇りのち雨」「日曜日の孤独」が好き。2025/07/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22381179
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品