出版社内容情報
深川漁師町にある小料理屋「しののめ」の息子・雄太。
母のあきは女手一つで育ててくれており、雄太は十七歳になった頃から仕入れなどをして店を手伝っていた。
そんなある日、常連であった同心の高柳新之助から己の御用聞きの手先にならないかと誘われる。
雄太の父は、新之助の亡き父で、新之助は腹違いの兄であると告白され、信頼できる手下が欲しいというのだ。
漠然としていた将来が雄太の中で見えてくる。
雄太は誘いを受け、父の遺した鼻捻棒を手に、仲間とともに深川の平和のため駆ける!
新たな爽快時代小説、誕生!
内容説明
深川漁師町にある小料理屋「しののめ」の息子・雄太。母のあきは女手一つで育ててくれており、雄太は十七歳になった頃から仕入れなどをして店を手伝っていた。そんなある日、常連であった同心の高柳新之助から己の御用聞きの手先にならないかと誘われる。雄太の父は、新之助の亡き父で、新之助は腹違いの兄であると告白され、信頼できる手下が欲しいというのだ。漠然としていた将来が雄太の中で見えてくる。雄太は誘いを受け、父の遺した鼻捻棒を手に、仲間とともに深川の平和のため駆ける!新たな爽快時代小説、誕生!
著者等紹介
東圭一[アズマケイイチ]
1958年大阪市生まれ。神戸大学工学部卒業。2012年に第19回九州さが大衆文学賞大賞(笹沢左保賞)受賞。2018年第10回角川春樹小説賞最終候補。2023年に『奥州狼狩奉行始末』で第15回角川春樹小説賞を受賞し、デビュー。2024年に同作で日本歴史時代作家協会賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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