ハルキ文庫 時代小説文庫<br> 夜の金糸雀―おくり絵師

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ハルキ文庫 時代小説文庫
夜の金糸雀―おくり絵師

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758446839
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

師匠・歌川国藤のもと、住み込みで修業を続ける絵師見習いのおふゆ。
亡き人と遺された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、日々絵の鍛錬に励んでいた。
そんなある日、地本問屋・佐野屋に絵を届けに行ったおふゆは、店主の喜兵衛からお栄という絵師が描いた絵を見せてもらう。
まるで本物のようなその絵に圧倒され、お栄に学びたいと強く思い始めるが……。
蟠った父子の縁、愛する人との無情な別れ、そして自身が進むべき絵師としての道。
人生の哀歓が濃やかに描かれる、第十三回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、続々重版の大好評シリーズ、第三巻。

内容説明

師匠・歌川国藤のもと、住み込みで修業を続ける絵師見習いのおふゆ。亡き人と遺された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、日々絵の鍛錬に励んでいた。そんなある日、地本問屋・佐野屋に絵を届けに行ったおふゆは、店主の喜兵衛からお栄という絵師が描いた絵を見せてもらう。まるで本物のようなその絵に圧倒され、お栄に学びたいと強く思い始めるが…。蟠った父子の縁、愛する人との無情な別れ、そして自身が進むべき絵師としての道。人生の哀歓が濃やかに描かれる、第十三回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、続々重版の大好評シリーズ、第三巻。

著者等紹介

森明日香[モリアスカ]
1967年生まれ。福島県福島市出身。弘前大学卒業。宮城県仙台市在住。2010年より恋愛小説の電子書籍を配信。2017年「湯河原文学賞」最優秀賞を受賞。『写楽女』で第14回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。2024年『おくり絵師』で第13回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんごろ

147
いつもと違う展開の今作。まさかのあの方の父親の死絵を描くとは思いもよらなかっただろう。しっかり、あの方にもおふゆの絵の魅力が伝わったと信じたい。そして、転機という物は誰にもあり、師匠以外に学びたいと思う女絵師のお栄との出会い。これから先、おふゆの絵師としての真価が問われる出会いであってくれ。さらなる成長を目指す矢先の大地震。なにもかも失ってしまったけど、おふゆよ!筆を選ばず、どんどん描き続け、早く一人前の絵師になってほしい。そんな絵の話は置いといて、虎蔵の一途な想いが、おふゆに伝わってほしいな。2025/02/28

真理そら

47
応為の絵&本人との出会いはお冬にとって印象の強いものになる。今回は大地震に見舞われてすべてを失ったお冬が「鯰絵」を描く。2024/12/30

nyanco

32
おくり絵師 第3作となり、お冬の成長が感じられました。 第一話 初時雨 第二話 夜の金糸雀 第三話 大地燃ゆ 第二話では応為栄女に出会い、彼女の絵の凄みに引き込まれていくお冬、彼女がこれからどう絵師として成長していくのかが楽しみでもあり、業を背負う辛さを危惧してしまいました。 第三話 いきなり江戸の地震 父の絵も応為栄女から貰った絵も、すべてを失ったお冬が瓦版の絵を描き切った姿。 とても彼女らしい鯰絵だと思いました。 #NetGalleyにて2024/12/29

Roko

26
応為栄女の絵に出合ったのは運命だったのでしょうか。彼女のような絵を描きたい。彼女のようになりたい。その思いの強さが逆におふゆを追い詰めてしまっていたのかもしれません。 一方、「卯の屋」の寅蔵さんがおふゆを好いていてくれるのに、そろそろ気がついてもいいんじゃないの、おふゆさん。#夜の金糸雀おくり絵師 #NetGalleyJP2024/12/13

onasu

14
「おくり絵師」3巻目は、何と言っても2話目の女絵師の大先輩・葛飾お栄との出会い。先ずは、お栄の写実的な肉筆画に度肝を抜かれ、師匠の歌川国藤の許しを得て、お栄に教えを請うが…。安政期のお栄は消息不明と記憶するが、江戸にいたというのも一つの推測で、こう描いたのはおもしろい。  今段階では真似ても二番煎じになるので、今回は肥やしにするが、そんな中で安政地震があり、おふゆも被災。傷心の中、読売に絵を頼まれ、一風変わった鯰絵を描いて再起を果さんとする。次巻、震災の復興の中でのおふゆのその後を楽しみにしたい。2025/01/30

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