出版社内容情報
捜査一課の刑事でありながら、法から逃れる悪を裁こうと殺人を犯してしまった簑島朗。
警視庁を出し抜き、逃亡する簑島に手をさしのべたのは、彼が冤罪を成立させようと奔走した死刑囚・明石陽一郎とその仲間たちだった。
だが明石にも死刑執行の時が迫る。刑事の追い求める正義とはなにか、迫る死刑執行に対して明石は冤罪を晴らせるか……
そして明らかになるストラングラーの驚くべき正体とは?
絶対に見逃せない驚愕のクライマックス!
内容説明
捜査一課の刑事でありながら、法から逃れる悪を裁こうと殺人を犯してしまった簑島朗。警視庁を出し抜き、逃亡する簑島に手をさしのべたのは、彼が冤罪を成立させようと奔走した死刑囚・明石陽一郎とその仲間たちだった。だが明石にも死刑執行の時が迫る。刑事の追い求める正義とはなにか、迫る死刑執行に対して明石は冤罪を晴らせるか…そして明らかになるストラングラーの驚くべき正体とは?絶対に見逃せない驚愕のクライマックス!
著者等紹介
佐藤青南[サトウセイナン]
1975年、長崎県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ある少女にまつわる殺人の告白』にて2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
82
シリーズ第4弾にして、完結編。ついにストラングラー(犯人)の正体が判明するも、犯人達の動機や真相は呆気ない感じ。2023/11/24
fwhd8325
82
シリーズ完結です。最終巻は、かなりテンポアップしているように感じました。先を急いでいることが、何だか残念に感じました。結果的にドロドロした感触は残ったままです。2023/10/20
森オサム
48
ストラングラーシリーズ四作目。完結編。ストラングラーの正体は?、登場人物達の運命は?、これまで広げて来た風呂敷をいかに畳むか、著者の構成力が問われるシリーズ最終巻。ストラングラーの正体については、まずまず納得かなー、科学捜査を舐めてるとは思うが。登場人物達の運命については、今までの流れからして違和感は無かった。シリーズ全体を通しては、各巻で結構色合いが変わるので、バラバラだと感じるか、長い物語の変遷を楽しめるか、微妙。完成度が高いとは思わなかったが、先が気になり一気に読めた。結局楽しめたと言う事か(笑)。2023/07/16
fuku3
38
2023.6.11読了。シリーズ第4弾。最終巻と云う事で真犯人は誰⁈簡単には明かせ無いから矢鱈と今までのおさらいでページを稼ぎ、読者を惑わせる為に又新たに殺人事件が起こる!あろう事か明石の妻で有り冤罪を晴らす為のスポンサーの仁美まで殺されてしまった!真犯人は誰⁈作者の思惑通りにこちらはイライラドキドキ⁉︎えぇ〜誰ぇ〜その人じゃ無いの⁉︎えぇ〜どうなってるの〜⁉︎まさか!えぇ〜えぇ〜誰〜⁉︎残りページ少ないよ〜⁉︎えぇ〜そう云う事なのそんな馬鹿な⁇それならもっと前に鑑識捜査で糸口くらい分かったん邪無いの⁉︎2023/06/11
petitlyz
30
ストラングラー4作目。死刑囚明石の冤罪がどうなるか、本物のストラングラーは一体?と思いながら読んできた。半分は満足して、半分はもう少し読みたかった。なぜそんなことする?というところが消化不良かも。でも途中経過を含めたら、なかなか面白かった。2023/07/16
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