ハルキ文庫<br> 旅するカラス屋

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ハルキ文庫
旅するカラス屋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758445504
  • NDC分類 488.99
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ここに行けば、どんなカラスに会えるだろう──カラスの生態を専門とする動物行動学者・松原始先生は世界地図を見ながら日々考える。
そんな松原先生がカラスを追いかけ、日本を、そして世界を旅した距離はゆうに五万㎞超。
調査で奥秩父や屋久島を駆け回り、冬の知床では雪の原野に身を隠すため頭から白いテーブルクロスを被る。
音楽の街ウィーンでもマレーシアのジャングルでも、とにかくここのカラスが見たい!と探し歩く。
カラスとカラス屋、どちらの生態も興味深い「カラス旅」エッセイ!

内容説明

ここに行けば、どんなカラスに会えるだろう―カラスの生態を専門とする動物行動学者・松原始先生は世界地図を見ながら日々考える。そんな松原先生がカラスを追いかけ、日本を、そして世界を旅した距離はゆうに五万km超。調査で奥秩父や屋久島を駆け回り、冬の知床では雪の原野に身を隠すため頭から白いテーブルクロスを被る。音楽の街ウィーンでもマレーシアのジャングルでも、とにかくここのカラスが見たい!と探し歩く。カラスとカラス屋、どちらの生態も興味深い「カラス旅」エッセイ!

目次

第1章 調査のためのカラス旅(カラス訪ねて山々へ;世界遺産屋久島山頂域へ)
第2章 学会もまた旅である(そもそも学会とは;東欧に暮らすカラスたち)
第3章 カラス旅での出会い(知床のワタリガラス;世界のカラスを知る旅へ;北欧に棲むカラス)

著者等紹介

松原始[マツバラハジメ]
1969年、奈良県生まれ。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの生態、行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

23
都会に沢山いるカラス。でも、森に探しに行ってもなかなか見つからないらしい。そしてその生態も実はあまり分かっていない。だからこそやりがいのある研究なのだとか。北海道では念願のワタリガラスに会い、その不思議な鳴き声に感動する。そんな著者が全国に留まらず、世界のカラスを探す旅に出る。それから世界に広がっているハシブトガラスの亜種も求めて。日本でも沖縄方面にその亜種がいて、本土のカラスより二廻りほど小さいけど、とても人懐っこい。私も西表島でそのカラスに出合い、カラスの魅力に触れられたことが思い起こされました。2023/04/14

阿部義彦

11
ハルキ文庫。3月の新刊です。京都大学卒の理学博士の松原始さんのカラス愛溢れるフィールドワーク。誰もやった事のないカラスに関する調査の方法その試行錯誤、そして実践から、全国カラスツアーまでの苦労。東大農学部の森下英美子さんと世界最大のワタリガラスを見るために、震災直後に知床まで出掛け、雪まみれになって「カポンカポンキャハハハ」と鳴くワタリガラスとの邂逅!その後鹿の死肉を漁るワシとカラスたちを撮影する為に、白いテーブルクロスを被ってカムフラージュしての決死行には、大興奮です。果ては海外までの記録。2023/04/12

でんすけ

7
カラスは世界に約40種、日本にも7種。まずこんなにいることに驚き。フィールドワークは探検家みたいでワクワクする。鳥の姿を見つけては歓喜し、鳴き声を確かめては姿を探す。カラスがいた時はいつも「!」つきで相棒(?)の森下さんと大喜び。「カラスいた!あそこ!」みたいに。ほんとうに楽しそうだ。知床のワタリガラスの話が印象的。鳴き声「カポンカポン、キャハハ」って…なにそれ。2023/07/04

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

5
円山応挙の画を観て以来、カラスが気になって仕方がない。この本では、カラスへの興味も満たされつつ、さらに研究者という人々の、フツーの人々から「なにやってんスか?」とか思われながら(あるいは完ムシされながら)まだ解明されていない細かい事を嬉しそうに苦しそうに追究している、その姿が、滑稽であり哀歓を誘い、そして感動させられちまうのだ。そんな本を、また一冊読むことができた。2025/04/28

tsubomi

5
2024.04.06-04.30:カラス研究者が前半で日本のカラス、後半でヨーロッパのカラスについて語るエッセイ。主にハシブトガラスの生態について研究していて、本書によるとハシブトガラスは深い森の中にいて、人前にあまり出てこない性質。だからどういう生活をしているかあまりわかっていないのだとか。私の身近にいるのは主にハシボソガラス。著者が初めてみて興奮した“くるみ割り”も実際に実家近くの路上で見たことがあります。カラス学会やカラス旅での出会いなどカラスに関する悲喜交々に共感しながら読了。2024/04/30

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