出版社内容情報
冤罪を証明しようとしていた死刑囚・明石陽一郎が、別件で、殺人事件を起こしていたことを知った刑事・簑島朗。
明石に感じ始めていた信頼は突き崩されてしまう。簑島は精神の安定を喪い、〈ストラングラー〉に射殺された先輩・伊武孝志の幻影をみるように。
だが解決していく事件を通して人間の多面性に触れ、簑島は再び明石の元を訪れる──。
そんな折、デリヘル嬢がアパートの空き部屋で殺される事件が起きる。
今度こそ〈ストラングラー〉の仕業なのか? クライマックスに向け盛り上がる第三弾!
内容説明
冤罪を証明しようとしていた死刑囚・明石陽一郎が、別件で、殺人事件を起こしていたことを知った刑事・簑島朗。明石に感じ始めていた信頼は突き崩されてしまう。簑島は精神の安定を喪い、“ストラングラー”に射殺された先輩・伊武孝志の幻影をみるように。だが解決していく事件を通して人間の多面性に触れ、簑島は再び明石の元を訪れる―。そんな折、デリヘル嬢がアパートの空き部屋で殺される事件が起きる。今度こそ“ストラングラー”の仕業なのか?クライマックスに向け盛り上がる第三弾!
著者等紹介
佐藤青南[サトウセイナン]
1975年、長崎県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ある少女にまつわる殺人の告白』にて2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
76
シリーズ3作目。衝撃の場面で終了。次作が完結編のよう。1、2作目と同じく感想は最後読み終えてからに2023/07/13
fwhd8325
69
この展開は、意外でした。もう少し、核心に迫って欲しかったと言うのが本音です。ただ、この続きどうなるの、そんな気持ちで一杯です。to be continued2023/05/12
森オサム
52
ストラングラーシリーズ三作目。衝撃のラストに全力を振っている為か、巻が進む毎に作品のコンセプトが変わっている気がする。今回は安楽椅子探偵では無く、そもそもの冤罪を晴らすと言うテーマも脇へ置き、陰惨で不気味、そしてやるせない事件に自力で立ち向かう話となっていました。重過ぎる事件ばかりでウンザリ、主人公の心もどんどん蝕まれて行き…、来ました衝撃のラスト!(笑)。いやいや笑い事では無いわ、どうもすいません。でもこれはやり過ぎでしょう?、最終巻で綺麗に輪が閉じれば著者の代表作。駄作か傑作か、いよいよ次巻で完結!。2023/07/15
petitlyz
25
前作の2作目までを昨年読んでいて、3作目4作目も出ているのを知って読んでみた。死刑囚の明石は14年前の別の殺害を思い出したことで、冤罪を晴らすのをあきらめてしまう。しかしまた新たな殺害事件も起こり、簑島もさらに幻聴や混乱で収集のつかない状況に。そして決定的な過ちが起きてしまう。まだ続く。2023/07/15
むっちゃん✿*:・゚
24
衝撃的。嘘であってほしい。そっちはダメでしょう??ついに次巻で最後。どう落とすのだろうか…??でも数日待たねばならんのかぁ。2023/05/10