ハルキ文庫 転生マクベス

かたなかじ【著】

角川春樹事務所（2022/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 247p／高さ 16cm
• 商品コード 9784758444781
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

シェイクスピアの名作が時を越え“生まれ変わる”！シェイクスピア四大悲劇の一つと言われる『マクベス』。三人の魔女による予言に囚われた結果、非業の死を迎えるマクベスだったが、その彼が“予言”の存在を見ることのできる眼を授かったとしたら！？愛しき妻と共に、破滅から逃れるための新たなる生が始まった！名作を改めて新しく楽しめる、新・エンターテインメント！

著者等紹介

かたなかじ［カタナカジ］
『再召喚された勇者は一般人として生きていく？』で第４回ネット小説大賞金賞を受賞し、２０１５年にデビュー。「魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く！」シリーズが人気を博す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[水戸]

なるほどね！　うわー、おもしろい。すごいな。読みやすいし、考えると深い。いやぁ、おもしろかった。ラストの盛り上がりからの結末が、すばらしかった。

2024/01/03

[金糸雀]

幸せな結末なマクベス。ほのぼの、ちっちゃな村を夫婦で守って、終わる。聡明なﾌｨﾘｱ素敵でした。

2022/05/05

[ウハタ]

面白かった。あっさりした文体だからそう重く感じなくて読み易かった。四回転生するまでは結構ストーリー重いから、もっと感情移入せざるを得ない文体だったら辛くて途中で読むの止めてたかも。シェイクスピアの存在は途中で忘れてたけど、あれはどういう現象なんだろうな？？？魔眼の魔女の正体は意外だった。いや、あの後、バンクォーと一緒にフィリアが出て来たけど、あれはどういう事なの？そこだけが謎。元ネタはまだ読んだ事も観た事もないので、キャラの性格が元と違ってても判らない。これから読もうかな。

2023/12/03