内容説明
中央区佃一丁目で男性の遺体が発見された。捜査一課・青山愛梨は、月島署の捜査本部に合流。そこで、元義理の父・吉澤警部とまたコンビを組まされることに!?唯一の目撃者・成田幸雄は「レビー小体型認知症」を患っており、人相を描き起こすことはできたが、実際に見た人物とは限らないという…。「司法心理士」になるためにアメリカから戻ってきた精神科医・渋谷雅治とともに、人間の心の闇と複雑に絡みあう事件を捜査する、書き下ろし警察小説。シリーズ第二弾!
著者等紹介
梶永正史[カジナガマサシ]
1969年、山口県長門市生まれ。『警視庁捜査二課・郷間彩香特命指揮官』で第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2014年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
50
バツイチ刑事愛梨のキャラが軽すぎて、良さがなくて、なんとなくな読了かな。渋谷が気になるのはわかるけど、もうちょっとちゃんと仕事しようよ。という感じ。義父も中途半端だし。もっと女子にふるなら振り切れたキャラがの方が楽しそう。2022/09/27
momi
46
バツイチ女刑事と元義理のお父さん警部とコンビを組むシリーズ第2弾!!今回の事件は殺人事件の唯一の目撃者が認知症!?サクサクッとゆる〜い警察小説ですが、さらにゆるくなったような感じです。あの精神科医との恋の話が多くなり、どちらかと言えば私は元義父との凸凹コンビのやりとりだけで十分楽しめるのですが…。2020/01/30
達ちゃん
29
シリーズ2作目。元義父とのやり取りが相変わらず面白いです。梶永さんお得意のひとりつっこみも健在で楽しめました。2020/05/15
み
29
お話しの筋、面白かったぁ♪次作は、恋愛要素薄めがイイなぁ。記憶障害って怖いだろうな…。2020/02/16
ゆう
24
シリーズ2作目。男性の刺殺体が発見される。唯一の目撃者はレビー小体型認知症の男性。彼の目撃証言は信じていいのか。そこから繋がる過去の出来事とは。愛梨と元義父警部と渋谷のわちゃわちゃ感は相変わらず面白いくて嫌な事件の間の癒しである。そして福川さんの「悪人に格なんてない」が格好いいじゃないか。2020/01/22