ハルキ文庫 時代小説文庫<br> 浮世の豆腐―一膳めし屋丸九〈2〉

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ハルキ文庫 時代小説文庫
浮世の豆腐―一膳めし屋丸九〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758442961
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

若葉の季節。初物好きの江戸っ子にとって、初がつおが出回る楽しみな時季だ。一膳めし屋丸九のおかみ・お高や、手伝いのお近もかつおが待ち遠しい。そんな折、先代から丸九で働くお栄は、古くからの友達・おりきに誘われ、飲み仲間四人で割符の富くじを買った。渋々買ったその富くじが…(第一話)。またある日、近所の俵物問屋・長谷勝の若い衆が、丸九の豆腐を食べて腹をこわしたと因縁をつけに来て…(第三話)。かつおのたたき、豆ご飯、冷ややっこに小さな甘味…笑えて泣けて、とびきりおいしい傑作時代小説第二作。

著者等紹介

中島久枝[ナカシマヒサエ]
東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。フードライターとして活躍し、讀売新聞夕刊にて「甘味主義」を連載中。『日乃出が走る 浜風屋菓子話』で第3回ポプラ社小説新人賞の特別賞を受賞し、作家デビュー。「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」「一膳めし屋丸九」両シリーズにて第1回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

162
お高さん、けっこう気が強いねえ。そんなお高さんの作太郎に対する一途な想い、成就してほしいね。いざこざもあったけど、お寅さんとも仲良くなって、今後の展開でお寅さんがいい味をだしてくれそうだね。背伸びのしない料理が美味しいというのは、毎日、あきずに食べれて美味しいんだろうなあ。そして、料理のレシピがあるのは嬉しいね。作りたくなりますね。2019/10/29

おしゃべりメガネ

87
シリーズ第2弾です。一膳めし屋『丸九』を営む若おかみ「お高」を中心に今日もぼちぼちと繁盛してます。そんな中、『丸九』で食事したお客さんで体調を崩したという話が舞い込んできてしまいます。その案件に対処する「お高」さん、なかなか立派なのですが確かに周りの方々が言うように、ちょっと暴走気味かも。言うコトは言わないとダメですが、引くトコは引かないとなかなかラチがあかないですよね。本作でもベテラン女中の「お栄」さんがナイスな振る舞いをみせてくれます。宝くじの話ではある意味ホラーな人間の欲をみせられて怖かったですね。2024/12/10

タイ子

69
シリーズ第2弾。一膳めし屋の丸久の女主人お高と手伝いのお栄、お近。今回は仲間同士で買った富くじが当たり人間の本性が見えるという切ない中に得られるものの大きさを知ったお栄の話、ほか人情味たっぷりの4話。凝った料理、珍しい素材は出さないけど、毎日食べても飽きないおかず。ご飯だけでも美味しそうなんですよね、ここは。お高が密かに思いを寄せる作太郎にもなかなか想いを告げられず・・・。若造には啖呵も切れるのに、恋心は一歩下がってしまうのね。次巻がまた楽しみになりました。2019/11/02

Nyah

47
一膳めし屋丸九は、おかみお高、お栄、手伝いのお近で回している。富くじがあたって良かったのかな?と言う話、豆腐で食あたりと言いがかりをつけられる話、お高の好きな作太郎が江戸に戻ってきてのほおずき市の話。美味しそうな人情噺。2022/02/13

ジュール リブレ

42
日本橋の魚河岸や問屋たちの集まる定食屋。目利きの常連たちの眼鏡にかなう、旬の素材を十分に活かした定食が、ほんとに美味しそうな作品だ。貧乏長屋から働きに来たお近が、少しづつ成長していくのも、また江戸の暮らしの楽しさか。巻末のレシピは、意外に簡単、かつおの煮付け。初夏の楽しみ 豆ごはん。涙も引っ込む あんずの蜜煮の三品。2019/11/02

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