ハルキ文庫 時代小説文庫<br> ふうふうつみれ鍋―居酒屋ぜんや

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ハルキ文庫 時代小説文庫
ふうふうつみれ鍋―居酒屋ぜんや

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  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758442893
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

武家の次男坊・林只次郎は、当代一の美声を誇る鴬ルリオの雛が成長し、美しい声音で歌い始めたことに喜ぶ。その雄の若鳥一羽を馴染みの旦那衆の誰に譲るかを、居酒屋「ぜんや」で美味しい食事を囲みつつ決めることになった。豆腐と筍のうま煮、筍羹、筍ご飯と筍づくしの絶品料理が並ぶなか、旦那衆は鴬への愛情をそれぞれの表現で主張するのだが…。庶民の味方の居酒屋「ぜんや」、女将・お妙が癒しの笑顔でお迎えします。心にも体にもしあわせ沁み渡る、傑作人情小説第七巻。

著者等紹介

坂井希久子[サカイキクコ]
1977年和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞。2015年『ヒーローインタビュー』が「本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2016」のエンターテインメント部門第1位に選ばれる。2017年『ほかほか蕗ご飯居酒屋ぜんや』で第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

241
ああ、じれったい!じれったい!とにかくじれったい!只次郎、しっかりしろよ。男は度胸と勇気だぞ。早くお妙さんに告白しちまえ!一連の流れで只次郎の煮え切らない態度にイライラしちゃいましたね。どんな感情になろうと、どんな時でも、料理を食べれば活力が湧き、幸せを感じるね。サンマのつみれと豆腐の鍋、表題作にもなるだけあって美味しそうだなあ。2019/10/09

いつでも母さん

175
今回はちょっと中弛みの感あり(汗)とは言っても、鶯の貰い手にお栄の行き先を考えての只次郎が良かった。もっと良かったのはお浜かな。お妙に対してはっきりしていて気持ちが好い。スパッと手のひら返しは更に好かった。本当の黒幕は一体誰?あぁじれったい!おっと、遂におえんに子が授かって良かったなぁ。2021/05/03

Nao Funasoko

118
第7弾。概ね予想通りの展開かなと。新生姜の炊き込みご飯は私も好物。香りたってきそうでした。さっさと読み終え母にまわす。2019/09/16

タイ子

116
シリーズ第7巻。美声を誇る鶯の育て親である只次郎。案じていたルリオのヒナが美声で賞を獲った。どれだけ高値をつけるのかと思いきや1両ぽっきりで譲るところが只次郎の欲の無さか。三食部屋付きで好きな人のそばにいられるのだから良しとしようか。只次郎に縁談が持ち上がるもお妙と商家の娘で彼の心の天秤が揺れる。武家の次男坊ってのも切ないね。あー、まどろっこしい!好きなら好きと言え!お妙の頑なさもいつかはほどけるだろう。あー、また次巻までのお楽しみになっちゃった。2019/09/26

のぶ

111
居酒屋ぜんやのシリーズももう7巻目ともなるらしいが、これだけ続くとマンネリ感が出てくるが、本書に限ってはこれが心地いい。冒頭から只次郎は相変わらず鶯の世話に精を出しているし、お妙は店に出す、豆腐と筍のうま煮、筍羹、筍ご飯と筍づくしの料理を作っている。この描写がとてもおいしそうで、おなかが空いてくる。これもいつものパターンだが、少しの変化が楽しい。三河屋から只次郎に縁談の申し入れがありどうなるか気になった。これからも楽しい物語を綴ってくれるように希望します。2019/10/09

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