ハルキ文庫<br> 脅迫者―警視庁追跡捜査係

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ハルキ文庫
脅迫者―警視庁追跡捜査係

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  • サイズ 文庫判/ページ数 426p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758441865
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新人刑事時代のある捜査に違和感を抱いていた追跡捜査係の沖田は、二十年ぶりの再捜査を決意。自殺と処理された案件は、実は殺人だったのではないか―内部による事件の隠蔽を疑う沖田を、同係の西川はあり得ないと突っぱねるが、当時事件に携わった刑事たちへの事情聴取により、疑惑はさらに高まる。そんな折、沖田は何者かに尾行されていることに気づくが…。シリーズ史上最も厄介な敵を相手に、熱き男たちの正義感が爆発する!書き下ろし警察小説。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

494
シリーズ中、一二を争う面白さじゃないか、コレは。なんといっても魅力は20年前の未解決事件のリアリティ。ありそうだけど、あったらヤバいだろ、これ…という予測に引き摺られて一気読みさせられた。そして、沖田ぁ、キミもいよいよ年貢の納め時かな。一言物申しておきたいのだが、西川!なんだよ、嫁が頻繁に実家帰ってるからって、仕事に影響?あんたにはガッカリしたよ。仕事に身が入らないのを自分のせいにされちゃ、嫁が不憫だわ。2020/05/16

KAZOO

126
追跡捜査係シリーズももう8作目なのですね。最初の頃のは忘れてしまいましたが、今回はそのメンバーが新人刑事の頃の事件が自殺ということで処理があったということで当時違和感を感じたもののそのままになっていた事件を調査しなおします。この係にいるもう一人の主要メンバーや部下たちに助けられながら事件の真相にたどり着きます。上層部や政治家が絡んでいるということで最後の決着は若干…、ということであまりすっきりはしませんでした。2019/07/28

82
お互いを補いながら上手く進むのは良いコンビだからかな⁉️警察の陰謀が相手っていうのが王道系らしくて楽しかった。堂場作品の全員集合みたいになったけど、危険人物扱いの鳴沢が一番好きなんだよなぁ~2019/06/03

s-kozy

77
うーん、20年前の未解決事件。よく沖田が今まで黙っていたな。最後はすっきりしたような、しないような終わり方。シリーズがまだ続くということか。堂場警察物のオールスターを登場させるのは最近のお約束なのね。それにしても沖田、プライベートも無計画過ぎる。あまりにもだらしがないのではないか。2019/04/01

ゆみねこ

74
追跡捜査係シリーズ第8彈。沖田の新人刑事時代のある捜査に違和感を覚えて、20年ぶりに再捜査を。あぶり出された事実は「隠蔽」。疑惑を解明しようと奮闘する西川と沖田。正義が大事だ。面白かったです。2018/10/12

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