出版社内容情報
白洲次郎の妻にして伯爵令嬢・韋駄天のお正が語る自立とエレガンス。
内容説明
「美」というものはたった一つしかなく、いつでも新しくいつでも古いのです―。古典を愛し、深い知性と豊かな感性で美の本質を見つめた白洲正子。「たしなみについて(抄)」「新しい女性のために」「智恵というもの」ほか、成熟とエレガンスの真髄にふれるエッセイと、東京・鶴川で過ごした幸福な日々を綴る「鶴川日記(抄)」を収録。初めての文庫化。
目次
1 美しくなるにつれて若くなる(たしなみについて(抄))
2 成熟について(新しい女性のために;智恵というもの;進歩ということ;お祈り;創造の意味)
3 生き甲斐について(鶴川日記(抄))
著者等紹介
白洲正子[シラスマサコ]
1910年、樺山伯爵家の次女として東京に生まれる。幼い頃より能を学び、14歳で女性として初めて能舞台に立つ。その後渡米。1928年に帰国し、翌年白洲次郎と結婚。古典文学、工芸、骨董、自然などについて執筆した。1998年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件