内容説明
どうして私たちは、嘘ばかりつくんだろう―(「花が咲くまで待って」)。思いがけず再会した初恋の人(「恋の値段」)。婚約者とともに故郷を訪れた美しい姉(「ランドクルーザー田園を行く」)。父と子の秘密と冒険(「ユウマ」)。嘘でつながるふたりの少女(「読書する女の子」)。老舗喫茶店でくり広げられる、ある夏の一日(「純喫茶パオーン」)。六人の女性作家が描く、それぞれの嘘。贅沢なアンソロジー。
著者等紹介
彩瀬まる[アヤセマル]
1986年千葉県生まれ。2010年「花に眩む」で「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞し、デビュー
加藤千恵[カトウチエ]
1983年北海道生まれ。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。以来、小説、エッセイ、ラジオ出演など、さまざまな分野で活躍する
寺地はるな[テラチハルナ]
1977年佐賀県生まれ。会社勤めと主婦業のかたわら、小説を書き始める。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞
中澤日菜子[ナカザワヒナコ]
1969年東京都生まれ。2013年『お父さんと伊藤さん』で第8回小説現代長編新人賞を受賞、また劇作家として、仙台劇のまち戯曲賞大賞、泉鏡花記念金沢戯曲大賞優秀賞などの受賞歴がある
額賀澪[ヌカガミオ]
1990年茨城県生まれ。2015年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を同時受賞し、デビュー
椰月美智子[ヤズキミチコ]
1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『しずかな日々』で第45会野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fwhd8325
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papako
えりこんぐ