ハルキ文庫<br> 肉迫―ブラディ・ドール〈3〉

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ハルキ文庫
肉迫―ブラディ・ドール〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758440592
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

かつてフロリダでホテルを経営していた秋山律。妻を亡くし、娘とともに日本に帰ってきた秋山は、ある目的のため港町N市で土地を手に入れる。一方、新たに自分のヨットハーバーを建設しようとしていた「ブラディ・ドール」のオーナー川中良一は、建設予定地をめぐり、秋山と対峙する事になる――。脳裏に焼きつく惨劇。守るべきかけがえのない存在。錯綜する想いを胸に抱き、男は雄叫びをあげる。極上のハードボイルド小説、シリーズ第三弾!!

内容説明

かつてフロリダでホテルを経営していた秋山律。妻を亡くし、娘とともに日本に帰ってきた秋山は、ある目的のため港町N市で土地を手に入れる。一方、新たに自分のヨットハーバーを建設しようとしていた「ブラディ・ドール」のオーナー川中良一は、建設予定地をめぐり、秋山と対峙する事になる―。脳裏に焼きつく惨劇。守るべきかけがえのない存在。錯綜する想いを胸に抱き、男は雄叫びをあげる。極上のハードボイルド小説、シリーズ第三弾!!

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部法律学科卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、06年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、10年に日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞を受賞。13年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんごろ

127
今回は川中の出番は控えめで、今作から登場のフロリダから帰ってきた秋山がメイン。前作ほど派手な戦いではないけれど、相変わらず戦い船や車での銃撃戦は見応えあり。今回は敵というか組織というべきか。捨て駒を用意できるほどの手強い黒幕だ。そんな敵も何のその。秋山、弱さをみせるのも男の魅力の一つでかっこいいぜ。そして、秋山と菜摘の関係、すなわち男と女のラブゲーム。成就してほしい。間違いなく秋山はもちろん土崎も川中の仲間になるのは間違いなし。ブラディ・ドールは現代の梁山泊となってきたぞ。次作ももちろん楽しみだ。2023/10/08

KAZOO

95
ブラディ・ドール三作目です。今回も話し手は別の人間でアメリカのフロリダから日本に帰ってきてN市に土地を借ります。その土地をめぐってそこの大きなヨットハーバーを作ろうとする土地会社の社長やその黒幕との対決が描かれています。結構人が死んだりします。日本版ハードボイルドなのでしょう。この話し手もここに住むことになって本来の主人公と手を組んでいくことになりそうです。2018/07/16

優希

42
ハードボイルドのアングラ感を強く感じました。惨劇が裏に焼き付いた惨劇は守るべきものなのですね。かけがえのないものが交錯し、男たちの声を聞く。最高です。2022/06/24

Take@磨穿鉄靴

33
ブラディ・ドールの3作目。今作の主人公は秋山。視点を変えてこの世界を眺める贅沢。川中の目線だけでは味わえない深みを堪能。この後秋山はここに根を張るのかな?だとしたら沼津も賑やかになりそう。気になるのは「静岡」「浜岡」とか普通に出てるのに沼津はN市と表現するのは何故なんだろうか。まぁそんな細かいことはどうでもいいか。今作も楽しめた。続きが楽しみ。★★★☆☆2023/09/30

サン

14
ブラディドールシリーズ3冊目。何度読んでも、新しく面白さに気づく本。今回はフロリダからやってきた秋山が視点で話が進みます。一転二転する展開は読者を飽きさせない。ヘミングウェイとか万葉集が読みたくなるハードボイルドでした。2017/06/20

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