内容説明
好んで通っていた京都の美しい寺で、不思議な女性に出会った若き陶芸家。彼が誘われた世界とは―(「白い椿の咲く庭」)。猫を飼えない暮らしがどうにももの足らず、空想上の猫“いないいないばあ”を飼うことにした夫婦の猫愛がいとおしい「笑い猫飼い」。信太少年が乾物屋の店先で見かけた、どうも様子のおかしなおさむらいのお話(「ばけねこざむらい」)など。心から猫を愛した作家の筆から溢れ出る、猫ならではのふしぎな魅力満載の短篇十一作品を収録。すべての猫好きに贈る一冊。
著者等紹介
今江祥智[イマエヨシトモ]
1932年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。中学教師、編集者を経て作家活動に入る。代表作に、『山のむこうは青い海だった』、『ぼんぼん』(日本児童文学者協会賞)と、その続篇『兄貴』(野間児童文芸賞)二作品に『おれたちのおふくろ』『牧歌』を加えた四部作(路傍の石文学賞)などがある。2015年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



