感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
85
閻魔裁き 「寺社奉行 脇坂閻魔見参!」1巻。脇坂閻魔に、鶴田風二郎、亀山雷蔵の風神・雷神コンビ展開が早く読みやすくスカットしますね。2018/09/18
たち
17
登場人物たちが大変魅力的で面白いです。竹を割ったようなお奉行、脇坂閻魔守はもちろんのこと、とっても可愛い正妻のゑい姫や、脇坂を助ける風神雷神こと亀山さんと鶴田さん。どうやら二人とも私生活では厄介ごとを抱えている様子です。今後、どう話にかかわってくるか気になるところです。2016/12/24
ひさか
11
2016年5月ハルキ文庫刊。書下ろし。6編の連作短編。脇坂閻魔というのが、凄い名前でインパクトあります。風野さんお得意の痛快江戸もの。風神雷神と呼ばれる鶴田、亀山とゑい姫達と協力しての事件解決が楽しく、寺社ものというところも、興味深い。次巻が楽しみです。2016/06/28
Kira
9
図書館本。連作短編集。二十四歳の若さで寺社奉行に任命された脇坂淡路守は就任するや、破天荒な行動力と気性で脇坂閻魔の異名をとる。その脇を固めるのは雷神の異名を持つ亀山雷蔵と、風神の異名を持つ鶴田風二郎。機動力の高い二人の探索によって、幽霊騒動や寺社のからむ殺人事件が次々と解決されていく。主人公の脇坂には初 登場シーンからして好感度大だった。しかも賢い幼妻のゑい姫を大切にかわいがるのが、ほほえましくていい。決め台詞は「神も仏もおれが裁く!」と豪快。2018/04/30
一五
8
若くして寺社奉行になった、脇坂淡路守。閻魔と呼ばれるほどに、風神雷神(鶴亀でもあるな~)の部下と大暴れ。シリーズ一作目 乗りきってはないかな?2020/07/05