内容説明
青葉製薬陸上競技部の廃部から一年。クラブ化されたチームで練習に励む走水剛の周囲は、あいかわらず賑やかで落ち着かない。中学時代からの親友でエリートランナーの時崎太郎からかかってきた弱気な電話。苦手な上司から唐突に告げられた海外赴任。社内一番人気の美女・雨嶋温子との進展しない関係。そして、TOP(東京オリンピックプロジェクト)の強化選手内で上位とは言えない自分の成績…。目標である金メダル獲得に向け、巻き返しの“秘策”はあるのか!?大好評シリーズ、いよいよラストスパート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むーちゃん
61
六巻に感想かきます。2020/03/21
雅
30
陸上部が無くなろうと、ケニアに飛ばされようと、友人が鬱になろうとひたすらに前向き。それが幸せを呼び込む力なんだな2019/02/02
緋莢
17
陸上部廃部から1年。クラブ化されたチームでマラソンの練習に励む走水剛に海外赴任の話が舞い込む。しかも場所はケニアだった。そして、東京五輪も着々と迫る中、剛はある人物から、代表入りに向けてのアドバイスを受け・・・2016/04/06
ぐりぐら
16
社会人ランナー走水剛がめざすは東京オリンピック。強化選手100名に選ばれるもまさかのケニア赴任。しかし剛はラッキーとばかりに赴任地でも巨大コウノトリと並走したりと変化をあえて楽しみながら独自にトレーニングを続けます。こういう順応性の高さやプラスに転じる強さが彼の魅力だ。親友の挫折や恋人との進展など、今回も盛りだくさんで笑いあり涙ありでおもしろかったけど、サクサクと早く読み終わってしまったのが残念。そろそろ終盤に近い流れになってきましたが、次回を期待。2015/05/24
りの
13
実業団チームの廃部でどうなることかと思っていたら、ケニアへ転勤!環境が変わっても全くブレないタケルが好きだな。今巻は太郎のエピソードが好き。心配したが、阿久さんの構想通りになればいいな。2016/04/03