内容説明
八丁堀隠密同心・長月隼人のもとに、浅草諏訪町の大河端で、蔵宿のあるじと奉行人の骸が見つかったとの報が届いた。血の海と化した現場には、赤く染まった折鶴が落ちていたという。一月前、牢人と遊び人ふうの男が惨殺された横に、やはり血染めの折鶴が残された現場に立ち会っていた隼人は、すぐさま犯人の探索に加わった。聞きこみを続けるうちに耳にしたのは、哀れな女の身の上話。そして、いよいよ犯人と相対することとなったとき、隼人が聞かされた殺しの動機とは…。大好評書き下ろし時代小説長篇。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。小学校教員在職中に執筆を始め、デビュー作『剣の道殺人事件』で、第36回江戸川乱歩賞を受賞。その後もミステリーを中心に作品を発表し、近年は、時代小説の分野で評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
105
八丁堀剣客同心「折鶴舞う」16巻。八吉を筆頭に利助、綾次、繁吉、浅次郎達手下が成長して元気ですね楽しめる作品です次巻も期待。2015/01/04
あかんべ
7
殺し屋となるには、それなりの背景があろうがそれにはあまり触れない。探索の様子に重きをおいていた。自害が多かった。内容にもう少し深みが欲しいね。いや軽さが身上か。2014/12/18
goodchoice
1
隼人の剣も冴えてるし、八吉もいい味だしていて、典型的な八丁堀物で楽しめる。今後も期待しています。2014/12/05
犀門
0
#130★★★☆☆2015/06/22
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