内容説明
「食堂つばめ」は、どんなメニューでも作ってくれる、ちょっと不思議な料理店。生と死の境目にある街にやってきた人たちのために、料理人ノエは今日も腕をふるっています。料理を食べた人が大切な誰かのもとに戻れるよう、願いをこめながら…。妻オリジナルレシピ・つゆだく肉じゃが、老舗洋食屋のマカロニグラタン、おばあちゃんが毎年作ってくれたかき餅などなど、大切な人と味わったあの味が思い出とともにじんわりと心に沁みてくる、大好評「食堂つばめ」シリーズ、待望の第二弾!
著者等紹介
矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県生まれ。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。1989年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
143
連作短編集。子供をもってくるのはずるいなとも思うが花穂の話がイイ。エピローグの展開にはちょっとビックリだったけどいい終わり方でよかった。2014/12/01
佐々陽太朗(K.Tsubota)
138
ハートウォーミングな物語。わるくない。わるくないが何か物足りない気がぬぐえない。このシリーズは今、④まで出版されているようだ。取り敢えず一休みして、続きを読みたくなるまでこのまま留保します。さくさく読めるし、けっして負担にはならないのだが、そうすることに決めました。わるくない、決してわるくないのだが・・・2015/02/02
ゴンゾウ@新潮部
123
あの世とこの世の間で営まれる食堂つばめ。そこを訪れる旅人は、また生き還れる権利を有する。生命への執着は 人それぞれ。人生を全うできたかで変わってくる。紬がまた、生きる決意ができて良かった。2017/09/03
hirune
103
生前のいつの姿にでもなれるあの世とこの世の境い目の町。私だったらやはり25歳くらいになりたいかなぁ^^;もう死の世界に引っ張られて食欲も何も薄い半死者になんとかして思い出の料理を食べさせることによって生き返らせる食堂つばめ。毎回苦労してますね。最後の話し、紬が前向きにイジメと闘える勇気が持てて良かった。しかし、自殺する前の過去に戻れるとは思わなかった(・・?)証拠の録音を個人に送りつけるより、診断書を添えて警察に駆け込む方がいいと思うよ☆2016/07/13
たるき( ´ ▽ ` )ノ
91
うーーん!これ読むとお腹すくなぁ(*´ω`*)アツアツのグラタン食べたい!!美味しいものをぎゅうぎゅうに詰めたランチバスケットも魅力的 ( *´艸`)♡続きもそのうち読もう♪2014/08/18
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