内容説明
岡っ引きと共謀して事件を働いていた番方与力の不正と切腹を目の当たりにして、柳川卯一郎は密かに筆頭同心を目指し始める。だが、盗人一味を率いる小湊の平吉を捕縛する折に、焦りから上役と同僚が大怪我を負ってしまう。果たして卯一郎は南町奉行所の信用を取り戻せるか?(「悔恨の捕物」)。同心として成長していく卯一郎だったが、その活躍を逆恨みする者たちもいた。そのうちの一人、元芸者のお千は、醜男ながら凄腕の浪人・久松源吾郎の恋心を利用して、卯一郎を闇討ちしようとする。だが卯一郎と会ったことで、源吾郎の奥底には違った感情が芽生えていた…(「逆恨みの春夜」)。大きな飛躍となる好評シリーズ第六弾(全四話収録)。
著者等紹介
早見俊[ハヤミシュン]
1961年、岐阜県岐阜市に生まれる。法政大学経営学部卒業。会社員を経て作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
99
八丁堀夫婦ごよみ「逆恨みの春夜」6巻。文政12年、2年経ちました卯一郎さんが俄然全面に、操さんの出番は少なかったかな。2015/09/25
ダイアナ
1
シリーズ第六弾。筆頭同心への欲が焦りにもなり、捕物の最中に上役と同僚が怪我をしたことで意気消沈の卯一郎。その捕物が思わぬ逆恨みを生み、命を狙われるはめに。「不思議な亭主」は結末にひとひねりあり面白かった。出世欲をとり、ひたすらに手柄をたてる卯一郎だけど、心のどこかでこれでいいのかと逡巡している様子が好もしい。最後にはのほほんとした卯一郎に戻ったので一安心。今回は操初め家族の影が薄かったので次巻ではまた元気な操、美佐、徳太郎にも会いたい。2018/06/26
こうよし
0
盗人兄貴と妹。逆恨みにもほどがあると思いながらも、身内をなくすとそうなるのか2016/11/27
suiu
0
卯一郎サマがなんだか柄じゃない事に・・・ 操や子どもたちもあまり活躍しません。 そして、事件の解決は相変わらずあっさり。。。 2014/07/29
myunclek
0
時代物短編は、暇つぶしにはもってこい。人情味たっぷりの早見さんの作風、気に入ってます。2013/04/28




