内容説明
『かごめかごめかごのなかのとりは…』信長の秘宝をめぐり東西両軍に緊張が走る関ヶ原大戦前夜。奇妙な暗号歌を唄いながら暴れ回る謎の騎士団が出現。そして謎の人物から送り込まれた暗号書状をきっかけに東軍の敗北を予感した徳川家康は、起死回生の一手に賭ける。それは「信長の秘宝を奪取せよ」という不可能指令であった。絶体絶命作戦と名付けられた、この密命を帯びた暗号師・蒼海と火薬師・友海の前に立ちはだかる謎の騎士団!壮絶なる死闘が、今始まる。書き下ろし長篇。
著者等紹介
中見利男[ナカミトシオ]
1959年、岡山県生まれ。作家、ジャーナリスト。該博な知識と徹底した取材力、そして斬新な視点を駆使し、ドキュメンタリー、評論、解説書など数多く手がける。伝奇時代小説『太閤の復活祭―関ヶ原秘密指令』(『秀吉の暗号』に改題)が「2001年度の本の雑誌が選ぶ総合ベスト10」で第7位にランクイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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myunclek
12
自粛で本読む時間が出来たはずなのに、何故かスピードダウン。人間の行動というのは、ままならないものです。手にした本も、難解な暗号が随所に出てくるので読んでるつもりが熟睡してたり😜偶然にも、明智光秀が重要な役割を演じそうな様相に思わずニヤリ。夕海、蒼海の奇想天外な活躍に胸が踊ったり。ようやく進行にも慣れて下巻へ。2020/05/05
おぎにゃん
3
蒼海、友海コンビ復活。十種神宝を巡る壮絶な争奪戦。まだ前半なのに、本能寺の変や、愛宕百韻真相と言う、歴史マニア垂涎のネタを惜しげもなく大盤振る舞いするとは!なんと贅沢な小説だろう!とにかく面白く、読んでて嬉しくなる。さぁ、下巻では、「52人対30,000人」の籠城戦が待っている。楽しみ!2013/11/23
めぐ
1
蒼海、友海コンビのご神宝奪取作戦。土蜘蛛の襲撃、騙し騙されの度重なる危機、地獄寺の場面は特にハラハラしました。後半ようやく幽斎とのからみ、絶対不利な籠城戦に臨む..後半楽しみ!どんな結末になるんだろう。2016/01/11
かずぺん
1
何という引き込み方なんでしょうか、どんどん書の中に入り込みます。面白い。2012/12/31